東芝、HDDレコーダ/薄型TV向けの2.5型640GB HDD

-業界最大クラスの容量。500/320/250/160GBも


9月よりサンプル出荷開始


 株式会社東芝は2日、デジタル家電やノートPC向けの2.5型HDDで、業界最大クラスの容量640GBを搭載する「MK6465GSX」を商品化し、9月よりサンプル出荷を開始すると発表した。

 磁気ヘッドやディスクの磁性層を改善し、面記録密度を817.9Mbit/mm2にしたことで、容量640GBを実現。また、従来機種(MK5055GSX)と比べ、エネルギー消費効率を約28%向上した。HD映像の長時間記録に対応するHDDレコーダや録画機能付き薄型テレビ、ハイエンドノートPCなどでの利用を想定している。

 640GBのほか、160GB「MK1665GSX」、250GB「MK2565GSX」、320GB「MK3265GSX」、500GB「MK5065GSX」の2.5型HDD新機種をラインナップ。いずれも、外形寸法は69.85×100×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は640/500GBが最大102g、320/250/160GBが最大98g。

 インターフェイスはシリアルATA 2.6/ATA 8。バッファ容量は8MB。平均シーク時間は12msec。シーク時の騒音は640/500GBが25dB、320/250/160GBが20dB。


(2009年 9月 2日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]