ソニー、カラーなどが選べる「BRAVIAプレミアムオーダー」拡充

-500GB HDD内蔵デジタルチューナを追加。ZX5/W5に新カラー


ZX5ホワイトモデルの設置イメージ

9月7日発表

 ソニーは専用サイトなど通じて、ユーザーが、インテリアや用途にあった設置スタイル、カラーなどを選んでオーダーできる「ブラビア プレミアムオーダー」の専用モデルを拡充。7日に発表された「ZX5」シリーズ2機種に加え、発売中のW5シリーズ2機種、シアターシステム、そして新モデルのHDDレコーダ内蔵デジタルチューナも1機種追加する。 

 追加されるプレミアムオーダー対応モデルは下表のとおり。表中の※印が付いたカラーバリエーションは、プレミアムオーダー専用カラーとなる。受注は直販サイトのソニースタイル、ソニーショップ、一部特約店で受け付ける。価格や販売開始日はソニースタイルにて、9月中旬に発表される。

種類型番サイズカラーリング
液晶テレビZX5シリーズ52/46型ブラック/※ホワイト
W5シリーズ46/40型ブラック/※シルバー
※ブラウン/※レッド
シアターシステムHT-CT500-ブラック/※シルバー
※ブラウン/※レッド
デジタルチューナ
内蔵HDDレコーダ
BRX-A500500GBブラック

 ZX5シリーズの詳細は別記事で紹介している通り。エッジライトLED方式のバックライトを採用し、52/46型の2サイズを用意。46型で最薄部15.8mm、52型で16.6mmを実現し、壁掛けも想定している。通常はブラックモデルのみだが、プレミアムオーダーではホワイトも選択できる。

W5シリーズのカラーバリエーション。テレビ下部に装着しているのがHT-CT500のサテライトスピーカー。右下がサブウーファ
 W5シリーズは2009年4月から発売しているモデルで、52/46/40型を用意するが、プレミアムオーダー対応は46/40型。標準のブラックに加え、シルバー、ブラウン、レッドが選択できる。

 W5シリーズは地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナを搭載。両モデルとも1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用し、残像感を低減する4倍速/240Hz駆動のモーションフロー240Hzを搭載している。

 シアターシステム「HT-CT500」は、6月から発売している3.1chのフロントサラウンドシステム。AVアンプ内蔵サブウーファと、フロント/センターを一体化したサテライトスピーカーで構成しており、付属する取り付け金具を使い、対応BRAVIAのスタンド部分にサテライトスピーカーを装着できるのが特徴。

W5シリーズの左からシルバー、ブラウン、レッド


■ デジタルチューナ内蔵HDDレコーダの新モデル

BRX-A500
 新モデルとしてラインナップされる「BRX-A500」は、2009年2月から発売している320GB HDD内蔵「BRX-A320」のHDDを、500GBにアップしたモデル。

 機能的には320GBモデルと同じで、BRAVIAとHDMI接続することで、ブラビアリンクを用いてテレビ側のリモコンを使ってデジタル放送の録画予約が可能。W5シリーズではBRAVIAの背面に取り付けられ、省スペースを維持したままテレビに録画機能を追加できるのが特徴。レコーダにリモコンも付属しているため、レコーダ単体でも使用できる。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1基搭載。放送波をそのまま録画するDRモードに加え、HD解像度のDRS/DRL、SD解像度のLPモードと、合計4モードの録画モードを用意。DRLモードを使った場合、約141時間の録画ができる。

 出力端子はHDMI×1系統のみ。外形寸法は255×148×52mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.6kg。消費電力は約28W。


(2009年 9月 7日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]