アイ・オー、リンクプレーヤーで動画共有サイトに対応

-β版。DMM.TVでダウンロードした動画も再生


9月9日公開

AV-LS500VX
 株式会社アイ・オー・データ機器は、ネットワークメディアプレーヤーのリンクプレーヤー「AV-LS500VX」向けの最新ファームウェア「Ver 3.00」を公開。β版機能としてネットの動画共有サービスに対応し、YouTubeにアクセスできる。また、DMM.TVでダウンロードしたコンテンツの再生機能なども追加した。

 動画共有サービスは、トップメニュー「アイ・オー ポータル」からアクセスする。人気の動画、最近追加された動画などのカテゴリを選択したり、コンテンツのキーワード検索も可能。

 さらに、PCでダウンロードしたDMM.TVの動画コンテンツも再生可能。USBメモリやUSB接続の外付けHDDなどに保存した動画が、USB端子経由で再生できる。早送りや巻き戻しなどのトリックプレイ、サムネイル表示にも対応。同機能もアイ・オー ポータルから「DMM.TVダウンロードコンテンツ」を選んで利用する。なお、DMMからのコンテンツダウンロードにはPCが必要で、本体のみでダウンロードすることはできない。

 ほかにもWakeOnLANによる起動に対応。また、DLNA経由でコンテンツを再生しようとすると「サーバーが見つかりません」と表示され、再生できない問題や、WMVファイルの再生中に音声が途切れる問題などを改善。

 Windows Media Player 11のメディア共有機能を用い、WMVとWMA Proを使った動画で、WM DRM10保護がかけられたものを再生する場合、安定性向上させるため、トリックプレイ機能が動作しないように制限された。

 ほかにも、コンテンツリスト表示中のネットワーク動作の安定性を向上。コンテンツ再生の安定性も向上している。


(2009年 9月 9日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]