三洋、動画再生も可能な7型液晶フォトフレーム「ALBO」
-赤外線通信対応。無線LANを省いて実売15,000円に
三洋電機は、7型液晶を備えたデジタルフォトフレーム「ALBO」(アルボ)の新製品として、動画再生機能を備えた「HNV-S70」を10月8日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後の見込み。カラーはバニラホワイト(W)、フランボワーズピンク(P)、エスプレッソブラウン(T)の3色。
同社の「ホームネットワークビューワ」カテゴリの製品で、2008年に発売した無線LAN搭載の上位モデル「HNV-M70」からの機能強化として、MotionJPEG動画再生に対応。一方で、無線LAN機能を省いて低価格化した。なお、HNV-M70の販売は継続される。
7型/800×480ドットの液晶ディスプレイを搭載し、SDカードやUSBメモリなどの動画/音楽/静止画が再生可能なデジタルフォトフレーム。動画はMotionJPEG(AVI/MOV、音声はMP3/PCM)、音楽はMP3、静止画はJPEGに対応する。動画は640×480ドット/30fpsのファイルまでサポート。操作は本体背面ボタンまたは付属リモコンから行なえる。視野角は上下120度/左右140度。本体に500MBのメモリも内蔵する。
音楽と静止画のスライドショー再生にも対応。画像の切り替えは11種類のパターンと、ランダムから選択できる。1画面に最大4枚表示する「画面分割」や、4種類のフレームによる「コラージュ」も利用可能。
フランボワーズピンク | バニラホワイト | バニラホワイトの背面 |
カードスロットはSD/SDHCカードやメモリースティック デュオ/PRO デュオ/PRO-HG デュオに対応。また、上位モデルと同様に携帯電話からの静止画データの赤外線受信にも対応する。
電源はACアダプタを使用し、消費電力は約4.3~9.8W(待機時約0.3W)。照度センサーにより、周囲が暗くなると自動でOFFになり、明るくなるとONになる機能も搭載。タイマーでのON/OFFも可能。スタンドを含む外形寸法と重量は約210×93×156mm(幅×奥行き×高さ)、約472g。
(2009年 9月 14日)
[AV Watch編集部 中林暁]