三菱、オートターン搭載の32型液晶テレビ「REAL MX」
-自動画質調整やおすすめ音量なども搭載
三菱電機株式会社は、液晶テレビ「REAL」MXシリーズの新製品として、32型の「LCD-32MX35」を10月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。
32型/1.366×768ドットパネルを採用した液晶テレビ。リモコンで左右各30度ずつ向きを変えられる「オートターン」を搭載したことが特徴で、番組本編からCMに変わる時や入力切り替え時に変化する音量を自動調整する「おすすめ音量」を搭載するなど、使いやすさの向上を図っている。
映像エンジンとして「DIAMOND EngineVI」を搭載し、ノイズ低減機能「HD3DDNR回路」、コントラスト向上技術「ダイナミックレベルエクスパンダーIII」などにより、画質向上を図っている。スピーカーは10W×2chで、サラウンド技術「DIATONE サラウンド 2.0」や、低域強化機能の「DIATONE BASS」なども搭載する。
映像信号の特徴を解析し、ノーマル/スタジオ/シネマ/スポーツ/ミュージックの5つのカテゴリに分類し、最適な画質に自動調整。デジタル放送のEPG情報を元に音質も自動調整する「オートジャンル適応画質・音質モード」を搭載している。
概算消費電力や省エネ度を一目で確認できる「ECOメーター」や、省エネ設定時/非設定時の電気代の違いやCO2排出量の違いを表示する「ECOモニター」も備えている。
地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを装備。EPGは、9チャンネル/8時間、7チャンネル/7時間、6チャンネル/6時間、5チャンネル/5時間から選択可能で、フルカラーでメニュー表示。郵便番号を入力するだけでチャンネル設定を完了する「らくらく設定」や、ジュニア、シニアなどの「ECO画質モード」、「声ハッキリ」機能なども備えており、使いやすさの向上を目指したという。SDメモリーカードスロットも装備し、JPEG画像の表示が行なえる。
入力端子はHDMI×3、D4×1、S映像×2、コンポジット×3、アナログ音声×3。アナログ音声出力や光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力も装備する。HDMI連携機能「REALLINK」にも対応する。消費電力は90W、年間消費電力量は71kWh/年。スタンドを含む外形寸法は、783×297×568mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.5kg。
(2009年 10月 15日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]