SRS Labs、日本法人「SRS・ラボズ・ジャパン」を設立
-「将来を見据えて法人化」。同社初のラジオCMも
10月20日発表
米SRS Labs,Incは20日、同社日本事務所を10月1日付けで法人化し、SRS・ラボズ・ジャパン株式会社を設立したことを発表した。日本法人の代表取締役は八巻明氏。
SRS Labsは米国に本社を置く、音声信号処理技術の開発やライセンスの提供を行なう企業。サラウンド技術や音質改善技術などを開発し、主要家電メーカーや半導体メーカーなどに、同技術の提供/販売を行なってきた。同社の技術はこれまで、テレビやポータブルオーディオ、携帯電話など、世界中で10億台を超える製品に搭載されているという。
SRS・ラボズ・ジャパンの八巻氏は、「国内の家電メーカーやプラットフォームメーカーが、SRSとの連携が望まれていることから、将来を見据えて、法人化することになった。“信頼および安心感”をモットーに、今まで以上にパートナーの製品の音質強化に関わるニーズに合致したソリューションを提供していく」と述べた。
なおSRS・ラボズ・ジャパンでは、同社初の日本国内のスポンサーとなるラジオCMをTOKYO FMで展開。10月24日~11月4日に開催される「第41回東京モーターショー2009」会場内のTOKYO FM特設スタジオからの生番組中に、提供ラジオCMをオンエアする。このラジオCMは、サラウンド技術「SRS Circle Surround 5.1ch方式」で放送される。
(2009年 10月 20日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]