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東芝、メタノールを使用したモバイル機器向け燃料電池

−「Dynario」。29,800円/3,000台限定。携帯やiPodへ充電


「Dynario」と専用カートリッジ

10月22日より受付開始

標準価格:29,800円(Dynario/送料込み)
       3,150円(専用カートリッジ/送料込み)


 株式会社東芝は、iPodや携帯電話などを充電可能なモバイル機器向けの燃料電池「Dynario(ディナリオ/PF60A000001)」を商品化し、22日より同社通販サイト「Shop1048(ショップトウシバ)」にて予約受付を開始した。29日から発送を行なう。3,000台限定で、価格は29,800円(送料込み)。

 また、Dynarioに使用する高濃度メタノール燃料カートリッジ「東芝燃料カートリッジ MC050A00001」も22日よりShop1048で受付開始。価格は、5本1セットで3,150円(送料込み)となっている。両製品はIEC(国際電気標準会議)の安全性規格(暫定版)に準拠する。

 メタノールを燃料として発電する「ダイレクトメタノール方式」と、リチウムイオンバッテリとのハイブリッド構造を採用した充電池。カートリッジ「MC050A00001」から高濃度メタノール燃料を注入することで発電を開始し、モバイル機器へ電源供給が可能になる。同社では、Dynarioを「電気を作り出して供給する、これまでとは全く異なるコンセプトのモバイル電源」としている。

 モバイル機器へのチャージは、同梱の出力ケーブルを介したUSB接続で行なう。USBでチャージできない機器やパソコンへの充電には対応しない。燃料の注入時間は約20秒と短時間で、1回注入すると携帯電話を約2回充電できるという。Dynario本体に燃料残量が把握できる「燃料ゲージ」を搭載する。

使用イメージ。携帯電話やiPodなどのUSB接続できるモバイル機器への充電が可能 カートリッジから燃料を注入

 メタノールを少ない液量で発電できる独自のセル技術や、燃料を均一かつ安定して発電部に供給する機構の採用、独自開発の内蔵マイコンによる制御で、出力の安定化、信頼性の向上を図っているという。本体の運転には、内蔵電池(リチウムイオンバッテリ)が補助として使用されており、リチウムイオンバッテリを含めた最大出力はDC5V 400mA。燃料タンク容量は14ml。Dynarioの外形寸法は150×21×74.5mm(幅×奥行き×高さ)、燃料を除く重量は約280g。専用ケースなどが付属する。

 MC050A00001の外形寸法は62×29.1×122mm(幅×奥行き×高さ)、重量約92g。内容量は50ml。同カートリッジは東洋製罐株式会社と共同開発したもの。


(2009年 10月 22日)

[ AV Watch編集部 大類洋輔]



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