JVA、2009年11月のビデオソフト売上速報を発表

　社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は5日、2009年11月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比107.7%の246億7,700万円で、3カ月連続で前年同月を上回った。売上本数は、同111.5%の859万9,000本/枚。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比236.2%の32億9,000万円で、過去最高の実績を記録。DVDビデオ全体の売上が同99.1%の213億9,100万円と前年を下回ったものの、BDソフトの売上が貢献し、ビデオソフト全体で前年を上回る実績となった。BDビデオのビデオソフト全体における構成比は13.3%。数量は同205.4%の70万6,000枚で、数量の構成比は8.2%。

　BDソフトの内訳を見ると、販売用の売上は前年同月比230.9%の30億9,000万円、数量は同196.9%の62万4,000枚。レンタル店用は売上が同363.6%の2億円、数量が同305.1%の8万2,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は213億9,100万円(前年同月比99.1%)で、'09年に入って5番目の実績となった。また数量は同108%の789万7,000枚。

　DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDの売上が前年同月比93.3%の123億2,600万円、レンタル店用は売上が同109.4%の89億4,700万円。販売用売上が前年同月を下回るも、レンタル店用が'09年で3番目となる高実績を上げ、DVD全体でプラスとなった。数量は販売店用が同104.8%の497万5,000枚、レンタル店用が同114.2%の278万6,000枚。

　2009年11月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比136.4%の120タイトル、レンタルは同169.2%の22タイトル。新作DVDは販売用が同88.5%の868タイトル、レンタルは同100.3%の885タイトルとなっている。