東芝、Blu-ray Discプレーヤー内蔵の液晶「REGZA」
-個室向けの32/26型、WXGAパネル。32型が実売13万円
東芝は、本体にBlu-ray Discプレーヤーを内蔵した液晶テレビ「REGZA」2モデルを2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32型の「32R1BDP」が13万円前後、26型の「26R1BDP」が11万円前後の見込み。
いずれも、1,366×768ドットのVAパネルを搭載した液晶テレビで、スロットインドライブのBlu-ray Discプレーヤーを本体背面に内蔵し、BD/DVDビデオなどの再生が可能。BD-LiveやBONUS VIEWも利用できる。なお、BD/DVDへの録画や、AVCREC/HD Recディスクの再生には対応しない。寝室や子供部屋などのパーソナル用途を想定している。
テレビの基本仕様は既存の「R9000シリーズ」と共通だが、社内外の意見を取り入れ、画質面でのチューニングを行なったとしている。コントラストは32型が4,000:1、26型が3,000:1で、ダイナミックコントラスト比はそれぞれ40,000:1、30,000:1となる。視野角は32型が上下/左右178度、26型が上下/左右176度。
いずれも、超解像技術の「レゾリューションプラス2」を搭載。「おまかせドンピシャ高画質2」を搭載し、部屋の環境に合わせて、最適な画質に調整する。なお、倍速駆動には対応しない。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基と、地上アナログチューナを1基搭載。また、別売の外付けUSB HDDへのデジタル放送の録画も可能。同時に4台までのHDDを接続して録画でき、「連ドラ予約」や、タイムシフト再生の「ちょっとタイム」、ニュース番組を自動録画しておく「今すぐニュース」などの録画/再生機能も利用可能。番組表は7局/6時間分の番組を一覧表示できる「レグザ番組表・ファイン」を採用する。
HDMIは1系統でVer.1.3a。高速切り替えのInstaPortに対応する。CEC機能のレグザリンクもサポートし、対応のVARDIAや、ノートPCのQosmioなどをREGZAのリモコンで操作できる。また、HDMI接続されたQosmioの映像を24bitフルカラーで表示可能。そのほか、ヤマハの「デジタル・サウンド・プロジェクター」、YSP-4100と連携して、番組のジャンルに最適な音声設定に自動で切り替えることも可能。
リモコンには、新たにBD用のダイレクトボタンを用意。また、BD再生時にはポップアップメニュー/ディスクメニュー/トップメニューの呼び出しも可能。なお、BDダイレクトボタンの採用により、おまかせ画質の切り替えボタンが省かれている。
R1BDPシリーズ | |||
型番 | 32R1BDP | 26R1BDP | |
サイズ | 32型 | 26型 | |
パネル | 1,366×768ドット | ||
コントラスト (ダイナミックコントラスト) | 4,000:1 (40,000:1) | 3,000:1 (30,000:1) | |
視野角 | 上下左右178度 | 上下左右176度 | |
倍速 | - | ||
映像エンジン | メタブレイン・プロ2 | ||
チューナ | 地上/BS/110度CSデジタル×2 | ||
スピーカー | 10W×2ch | 5W×2ch | |
入出力端子 | HDMI入力×1 | ||
消費電力 | 115W | 109W | |
年間消費電力量 | 87kWh/年 | 70kWh/年 | |
外形寸法 | 805×255×590mm | 666×260×490mm | |
重量 | 14.6kg | 10.5kg |
(2010年 1月 14日)
[AV Watch編集部 中林暁]