「東のエデン劇場版I The King of Eden」が3月BD/DVD化

-TVシリーズ総集編BDも付属。日本を救う救世主の物語


東のエデン劇場版I The King of Eden
※ジャケットとは異なります
(C)東のエデン製作委員会 イラスト:羽海野チカ

3月24日発売

標準価格:4,935円~13,440円

 アニメ映画「東のエデン劇場版I The King of Eden」のBlu-ray/DVDビデオが3月24日に発売される。BD版には、劇場版I公開に先駆けて上映された、テレビシリーズの総集編「Air Communication」のBDもセットにしたプレミアム・エディションを用意する。価格は通常版がBD 7,140円、DVD 4,935円、BDプレミアム版が13,440円。

 発売元はアスミック/フジテレビ。販売元は角川映画。

 タイトル仕様音声品番価格
BD東のエデン劇場版I The King of Eden
  +
 総集編 Air Communication
 Blu-ray プレミアム・エディション
 初回限定生産
劇場版I 本編BD
総集編 本編BD
ドラマCD

【劇場版I 本編BD】
片面1層
本編82分
1080p
【総集編 本編BD】
片面2層
本編125分
1080p
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 5.1ch)
(2)日本語
 (リニアPCMステレオ)
ACXA-1079213,440円
BD東のエデン劇場版I The King of Eden
 Blu-ray スタンダード・エディション
劇場版I 本編BD
片面1層
本編82分
1080p
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 5.1ch)
(2)日本語
 (リニアPCMステレオ)
ACXA-107917,140円
DVD東のエデン劇場版I The King of Eden
 DVD スタンダード・エディション
片面2層
本編82分
16:9
スクイーズ
(1)日本語
 (ドルビーデジタル 5.1ch)
(2)日本語
 (リニアPCMステレオ)
ACBA-107914,935円


■ BDプレミアム・エディション

 劇場版Iと、総集編の本編BD 2枚と、特典のドラマCDを同梱した3枚組。初回限定生産となっている。ドラマCDには「4セレソン JUIZとの日々」と題された、新作音声ドラマが収録される。

 さらに、映像特典としてプロモーション映像(「I」の特報、「I」「II」の予告編、CM)も収録。封入特典として、キャラクター原案担当・羽海野(うみの)チカによる、初公開原案を多数収録した「キャラクター原案集完全版」、劇場版Iの「君と旅した場所MAP」を同梱。

 BOXにも羽海野チカによるイラストが使われる。


■ スタンダード・ディション

 BD/DVD版ともに、本編ディスクのみを収録。どちらも、初回版には「キャラクター原案集完全版」が付属。また、初回版以外にも「君と旅したMAP」が付属する。特典映像はBDと同じプロモーション映像。


■ 東のエデンとは

東のエデン劇場版I The King of Eden
※ジャケットとは異なります
(C)東のエデン製作委員会 イラスト:羽海野チカ
 「東のエデン」は、2009年4月からフジテレビ「ノイタミナ」枠のオリジナル作品として放送された全11話テレビアニメ。テレビシリーズで全ての謎は解決せず、続く劇場版2部作での完結が予告されており、「劇場版I The King of Eden」は、その第1弾となる。

 「攻殻機動隊 S.A.C.」などで知られる神山健治が原作・脚本・監督を担当。制作はプロダクション I.G。「ハチミツとクローバー」などで知られる、漫画家・羽海野チカをキャラクター原案に起用することで、「ノイタミナ」のコンセプトでもある、普段あまりアニメを見ない層にも訴求する作品に仕上げている。

 舞台は2010年の日本。各地に10発のミサイルが落ちるテロ事件が起きるが、1人の犠牲者も出なかったことから、人々はその事件を「迂闊な月曜日」と呼び、すぐに忘れてしまった。

 それから3カ月。卒業旅行でアメリカに出かけた少女・森美咲は、ホワイトハウス前でトラブルに巻き込まれたところを、1人の日本人少年に救われる。彼の名は滝沢朗。白馬の王子様的シチュエーションだが、彼は一糸まとわぬ全裸姿で、おまけに記憶喪失。何故か拳銃と、82億円もの電子マネーがチャージされた携帯電話を握りしめていた。果たして彼は何者なのか? 少年と少女の11日間の物語が幕をあける……。

 劇場版は、誰にも知られることなく日本の危機を救った滝沢朗が、咲の前から忽然と姿を消してから半年後の物語。Mr.OUTSIDEによって選ばれた、12人のセレソンたちのゲームは終わっていなかった。

 再び動き出す彼らの活動履歴と滝沢のメッセージを頼りに、咲はひとり、ニューヨークへと旅立つ……。



(2010年 1月 22日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]