カシオ、水銀フリープロジェクタの発売日を延期
-2月26日に7モデルを一斉発売へ
カシオ計算機は、水銀フリーで高輝度の投映を可能にするレーザーとLEDのハイブリッド光源を利用したデータプロジェクタ「グリーン スリム プロジェクター」7機種の発売日を2月26日に延期した。1月の発表時には1月29日より順次発売するとしていた。
各モデルの機能差と価格は下表の通り。
機種名 | 表示解像度 | 輝度 | USBホスト機能 ワイヤレス通信 | 当初発売 予定 | 延期後 発売日 | 価格 |
XJ-A255 | 1,280×800ドット | 3,000ルーメン | ○ | 2月中旬 | 2月26日 | 333,900円 |
XJ-A250 | - | 1月29日 | 302,400円 | |||
XJ-A155 | 1,024×768ドット | ○ | 2月中旬 | 291,900円 | ||
XJ-A150 | - | 1月29日 | 260,400円 | |||
XJ-A145 | 2,500ルーメン | ○ | 2月中旬 | 218,400円 | ||
XJ-A140 | - | 1月29日 | 186,900円 | |||
XJ-A130 | 2,000ルーメン | - | 155,400円 |
グリーン スリム プロジェクタは、カシオが開発した、レーザーと蛍光体、LEDを組み合わせることで、水銀フリーながら高輝度を実現するという、独自のハイブリッド光源を採用したプロジェクタ。
青色レーザー光を蛍光体で緑色に高効率変換することで、従来の半導体光源では困難だった緑色光の高出力化を実現。この青色レーザー光を蛍光体で緑色に変換した光と、そのままの青色レーザー光、赤色LEDの光を、DLPチップを使ってスクリーンに投写。2,000ルーメン以上の高輝度化を可能にしている。
DLPの解像度はWXGA(1,280×800ドット)のモデルと、XGA(1,024×768ドット)のモデルを用意。WXGAモデルは3,000ルーメン、XGAモデルは2,000ルーメン、2,500ルーメン、3,000ルーメンのラインナップを揃えている。
(2010年 1月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]