三洋、'04年～'05年のブラウン管TVで取っ手が壊れる問題

　三洋電機は29日、'04年10月～'05年9月に製造したブラウン管テレビの一部製品に、キャビネットの強度不足があるとして、無償点検と交換を行なうと発表した。

対象製品の「C-28DT2」(左)と「C-25DT2」(右)

　該当時期に生産された製品には、キャビネットの樹脂材料に不純物が混入したものがあり、それが原因で経年劣化による弾力性低下が起こり、キャビネットの強度が不足するという。このため、本体を持ち上げた際に持ち手部などが破損し、実際に切り傷や打撲を負う事故が発生したとしている。

　なお、持ち手部を持ってテレビ本体を動かさなければ破損はしないという。該当製品については、同社に連絡することでサービス技術員が訪問し、無償点検を実施。不具合が見つかった場合はキャビネットの交換を行なう。対象製品の型番と、点検対象台数は下表の通り。

■ 連絡先
「三洋ブラウン管テレビ相談室」
Tel.0120-34-0136
【受付開始日】2010年1月30日
【受付時間】9:00～19:00 (2010年2月28日まで毎日）
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