DXアンテナ、Blu-ray搭載の3 in 1デジタルレコーダ

-5.5倍長時間録画、6方向ダビング対応。実売7万円


3月1日発売

標準価格:オープンプライス


 DXアンテナは、Blu-ray Disc/HDD/VHS搭載レコーダ「DXBW320」を3月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

【訂正】
記事初出時、「デジタル/アナログ各1番組の同時録画も可能」としておりましたが、正しくは非対応でした。また、「SDカード内のAVCHD動画が再生可能」としておりましたが、正しくはHDDにダビングした場合のみ可能で、カードからの直接再生は非対応でした。お詫びして訂正いたします。(3月3日)

 同社映像機器ブランド「DX BROADTEC」における初のBD搭載レコーダで、HDD容量は320GB。チューナは地上/BS/CSデジタルを2系統と地上アナログを1系統搭載し、デジタル放送の2番組同時録画も可能。

 録画はDRモードのほか、MPEG-4 AVC/H.264のAVCRECにも対応し、デジタル放送のフルHD映像において最大5.5倍の長時間録画が行なえる。予約録画を設定できる数は最大64番組となる。デジタル放送のデータ放送(視聴時のみ)や双方向サービスにも対応する。EPGはGガイドで、スポーツ延長や、ジャンル/キーワード検索も可能。

 HDD/DVD/VHS間での6方向ダビングに対応。録画可能なBD/DVDメディアはBD-R(LTH含む)とBD-RE、DVD-R/RWで、BD-R/REに録画予約した際にBD容量が不足していると、BDではなくHDDに録画する「代理予約録画」機能も搭載する。なお、DVDやVHSへの記録はダビングのみで、直接録画は行なえない。

 出力端子はHDMI、D4、S映像、コンポジット、光デジタル音声、アナログ音声(2ch)が各1系統。入力はS映像、コンポジット、アナログ音声が各1系統。なお、モジュラージャックは備えているが、Ethernetは非搭載。SDカードスロットを備え、JPEG静止画などが再生できるほか、カード内のAVCHD動画を本体のHDDにダビングして再生することも可能。

 映像DACは12bit/148MHz、音声DACは24bit/192kHz。消費電力は約46W(待機時約2.3W、時刻表示消灯時約1.1W)で、年間消費電力量は70.1kWh/年(参考値)。外形寸法は435×390×99.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.7kg。リモコンが付属する。


(2010年 3月 1日)

[AV Watch編集部 中林暁]