キヤノン、「5D Mark II」がフルHD/24p、25p記録に対応
-3月中旬に新ファーム公開。録音レベルの手動調整にも
3月中旬新ファーム公開 |
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EOS 5D Mark II(EF24-105mm F4L IS USM装着時) |
キヤノンは2日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」において、フルHD/24p、25p撮影が可能になるなど、動画機能を向上させる新ファームウェアを3月中旬より公開すると発表した。アップデータは現在準備中で完成次第、同社ホームページで案内するとしている。
新ファームウェアでは、フルHD撮影時のフレームレートに24fps(23.976fps)と25fps(25.0fps)を追加。現在の30fpsも29.97fpsに変更される。追加、変更されたフレームレートは下記の通り。
【NTSC】
- 1,920×1,080ドット 30fps(29.97fpsに変更)
- 1,920×1,080ドット 24fps(23.976fps追加)
- 640×480ドット 30fps(29.97fpsに変更)
【PAL】
- 1,920×1,080ドット 25fps(25.0fps追加)
- 1,920×1,080ドット 24fps(23.976fps追加)
- 640×480ドット 25fps(25.0fps追加)
また、録音レベルのマニュアル調整機能(64段階)も追加。そのほか、下記の機能の追加や機能修正が行なわれる。
- 動画マニュアル露出撮影時にヒストグラム表示(輝度またはRGB)を追加
- 動画撮影の露出モードにシャッター速度優先AE(Tv)モード、絞り優先AE(Av)モード追加
- 音声のサンプリング周波数を変更(44.1kHz→48kHz)
- センサークリーニングの「手動でクリーニング」を行なった後にレンズとの通信が正常に行なえないことがある現象を修正
(2010年 3月 2日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]