JVA、2010年1月のビデオソフト売上速報を発表

　社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は2日、2010年1月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比84.6%の189億9,600万円と落ち込んだものの、売上本数は同107.3%の677万5,000本/枚で前年を上回った。

　なお、2010年の調査からは、「ビデオカセット」の項目が調査対象外となっている。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比212.0%の28億3,900万円で大幅に伸長。BDビデオのビデオソフト全体における構成比は14.9%となった。数量は同257.4%の76万9,000枚で、数量の構成比は11.4%。

　BDソフトの内訳を見ると、販売用の売上は前年同月比226.2%の27億9,300万円、数量は同261.7%の75万2,000枚。レンタル店用は売上額が同43.3%の4,500万円、数量が同147.9%の1万7,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比76.5%の161億3,900万円。数量は同99.8%の599万1,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDの売上額が前年同月比85.4%の106億8,000万円。数量は119.8%の408万4,000枚。レンタル店用は売上額が同63.2%の54億500万円となった。数量は同72.3%の187万6,000枚。

　販売用のBD/DVD金額構成比は79.3:20.7。レンタル店用の売上額はBD/DVD合計で54億5,000万円となっており、そのうちBDの割合は0.8%。

　2010年1月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比206.8%の91タイトル、レンタルは同100%の5タイトル。新作DVDは販売用が同98.1%の462タイトル、レンタルは同78.0%の432タイトルとなっている。