ラステーム、光/同軸/USB入力搭載の単体DAC
-32bit/192kHz処理。バランス出力も装備
ラステーム・システムズは、光/同軸デジタル入出力とUSB入力を備えた単体DAC「UDAC192」を4月2日より発売する。価格は99,750円。
32bit/192kHz処理のTI製DAC「PCM1795」を搭載し、光/同軸デジタルとUSBの入力に対応した単体DAC。出力はデジタルが光/同軸各1系統。アナログはバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を各1系統備え、同時出力される。光/同軸デジタル入力は、16/24bit、32~192kHzに対応する。USB入力は24bit/96kHz対応で、対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS X 10.4以降(10.5.7はサポート外)。
背面 |
デジタル部とアナログ部はデジタルアイソレータで分離され、入力側のデジタルノイズの侵入を遮断。電源もデジタル/アナログ独立のトロイダルトランスで、広いダイナミックレンジと低歪率を追求している。
アナログ部はディファレンシャル駆動し、電源などからのコモンノイズを排除。高性能オペアンプや高精度金属被膜抵抗、WIMA製フィルムコンデンサなども採用しているほか、電源部は日本ケミコン製の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサや、ニチコン「FWシリーズ」などで安定化を図っている。
SN比は123dB、ダイナミックレンジは123dB。全高調波歪率は0.0012%以下。消費電力は最大25W。外形寸法は270×227×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。ファームウェアアップデート用のUSB端子も装備する。
(2010年 4月 2日)
[AV Watch編集部 中林暁]