フォステクス、小型アクティブモニター「PM0.4n」

-1台10,920円。サブウーファやコントローラも用意


PM0.4nのレッドモデル

4月12日発売

標準価格:4,179円~26,250円

 フォスター電機株式会社フォステクスカンパニーは、小型のアクティブ・モニタースピーカー「PM0.4n」を4月12日に発売する。価格は10,920円(1台)。組み合わせを想定したアクティブ・サブウーファ「PM-Sub」も26,250円、ボリュームコントローラー「PC-1EX」も4,179円で同日に発売する。


■ PM0.4n

 同社の小型パワードモニター「PM0.4」の新モデル。外形寸法は144×180×220mm(幅×奥行×高さ)とコンパクトで、バッフル上部を絞ったデザインにより、よりコンパクトさを強調している。カラーは従来のB(ブラック)、W(ホワイト)に加え、新たにR(レッド)、V(バイオレット)を加えた4色展開となった。パワーインジケーターにはブルーLEDを採用している。

カラーは左からホワイト、ブラック、バイオレット、レッド

背面
 2ウェイのフロントバスレフ型ブックシェルフ。100mm径のウーファと、19mm径のソフトドームツイータを採用。駆動する内蔵アンプはウーファ用、ツイータ用にそれぞれ定格出力18Wのものを2基搭載するバイ・アンプ方式。入力は標準プラグとRCAを各1系統、入力インピーダンスは54kΩ以上。ボリュームは背面に備えている。

 再生周波数帯域は60Hz~30kHz。クロスオーバー周波数は1.5kHz。エンクロージャ容積は約2.8L。重量は約3.56kg。



■ PM-Sub

 PM0.4nやPM0.5mkIIと組み合わせる事を想定したアクティブサブウーファ。前面バッフルはPM0.4nと合わせ、光沢感のある表面仕上げを採用している。

 バスレフ型で、20cm径ウーファを内蔵し、インピーダンスは4Ω。内蔵アンプは出力110W。再生周波数帯域は25Hz~85Hz。出力レベル(ウーファ・ゲイン)と位相切替スイッチ(+/-)を備え、環境に合わせた低域調整が行なえる。

 

PM-Sub背面

 入力はXLR-3-31タイプ(2番ホット)と標準プラグに対応。XLR-3-32タイプ(2番ホット)の出力も備えている。入力インピーダンスは10kΩ以上。定格出力レベルは+4dBu。出力インピーダンスは1kΩ以下。S/N比は80dB以上。外形寸法は297×420×400mm(幅×奥行×高さ)で、重量は約16kg。


■ PC-1EX

PC-1EX
 PM0.4nなどのパワードモニターに接続することで、左右のスピーカーの音量を一括コントロールできる。電源不要のパッシブタイプで、「PCなどでの音楽鑑賞やDVD鑑賞時の使い勝手を向上させる」(フォステクス)という。筐体は金属製ブラックボディー。ボリュームノブはアルミ削り出し。

 PCやポータブルプレーヤーなどとの接続用に、ステレオミニの入力を1系統、スピーカーとの接続用にRCA出力を1系統備えている。ステレオミニケーブルとRCAピンケーブルも付属する。外形寸法は52×60×37mm(幅×奥行×高さ)で、重量は約120g。



(2010年 4月 6日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]