ユキム、ELACの新スピーカーシリーズ「180LINE」

-実売189,000円。「ELACのプライズゾーンへの挑戦」


FS187

6月発売

標準価格:オープンプライス


FS187
 ユキムは、独ELAC製のスピーカー新シリーズ「180LINE」を6月より発売する。トールボーイの「FS187」とブックシェルフ型の「BS182」、センタースピーカー「CC181」のラインナップ展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格はFS187が18万9,000円前後(ペア)、BS182が99,750円前後(ペア)、CC181が84,000円前後(1台)。

 同社スピーカーとしては比較的低価格で、「ELAC初のプライスゾーンへの挑戦」を謳う新シリーズとなっている。



■ FS187

FS187

 2.5ウェイバスレフ型のトールボーイスピーカー。カラーはサテン・ブラック(SB)とサテン・ホワイト(SW)の2色を用意する。

 ユニットはアルミ/パルプのハイブリッド「AS-CONE」ウーファ(140mm径×2)と、リボン型の「JET III」ツイータで構成。ウーファは、31mmのボイスコイルを強力な磁気回路でドライブし、「Aerodynamic Optimised Frame」と呼ばれる新フレームを採用している。

 キャビネットは、底面に特殊な形状のポートを設け、ベースプレートへ向けて放射する構造を採用することで、バスレフコントロールを容易にしているという。

 周波数特性は36Hz~50kHz、クロスオーバー周波数は700Hz/2.7kHz。能率は88dB。定格/最大入力は90W/130W、インピーダンスは6Ω。外形寸法は210×290×975mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15kg。

 スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応。メタルメッシュ・グリルが付属する。ツイータの音質を調整するパーツ「JET-DC」もオプションで用意され、再生環境に合わせたセッティングが可能。価格は6,350円。


 


■ BS182

BS182

 2.5ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカー。カラーはサテン・ブラック(SB)とサテン・ホワイト(SW)の2色。

 ユニットはアルミ/パルプのハイブリッド「AS-CONE」ウーファ(140mm径×1)と、リボン型の「JET III」ツイータ。ボトムエミッションテクノロジーによるバスレフポートもFS187を踏襲している。

 スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応。メタルメッシュ・グリルも付属する。


 


■ CC181

CC181

 薄型テレビとの組み合わせを考慮し、奥行きを12cmに抑えた薄型キャビネットが特徴の2.5ウェイ密閉型センタースピーカー。カラーはカラーはサテン・ブラック(SB)とサテン・ホワイト(SW)。

 ユニットは、アルミ/パルプのハイブリッド「AS-CONE」ウーファ(140mm径×2)と、リボン型の「JET III」ツイータで構成。奥行きを短くした分、横幅を伸ばし、キャビネット容量を確保している。

 壁掛けにも考慮し、ハイパスフィルターのON/OFFスイッチを装備。周波数特性は55Hz~50kHz、クロスオーバー周波数は800Hz/2.6kHz。能率は88.5dB、定格/最大入力は80W/120W。インピーダンスは6Ω。外形寸法は880×122×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.5kg。



(2010年 4月 28日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]

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