ソニー、500GB HDD内蔵「BRAVIA」の発売を2カ月延期

-8月10日に発売。ソフトウェア安定性確認のため


「BRAVIA BX30H」シリーズ

6月10日発表


 ソニーは4日、HDDレコーダ内蔵の液晶テレビ「BRAVIA BX30H」シリーズを3製品の発売を2カ月延期すると発表した。3月の製品発表時には6月10日の発売を予告していたが、新発売日は8月10日となる。

 発売延期となるのは、32型の「KDL-32BX30H」、26型の「KDL-26BX30H」、22型の「KDL-22BX30H」の3モデル。延期の理由については、「製品機能に関わる本体ソフトウェアの安定性確認に時間を要するため」と説明している。

 BRAVIA BX30Hシリーズは、ソニー初のHDDレコーダ内蔵テレビとして3月に発表していた。初級者向けに、使いやすさに配慮したというHDDレコーダ搭載液晶テレビで、HDD容量は500GB。液晶パネルは32/26/22型とも 1,366×768ドット。ボディカラーはホワイト(W)とブラック(B)をラインナップする。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各2系統と、地上アナログを1系統装備。視聴中に裏番組の録画が可能。録画機能は、シンプルでデジタル放送のMPEG-2 TSストリーム記録にのみ対応。MPEG-4 AVCへのエンコード/トランスコードには対応しない。また、録画した番組をBlu-rayレコーダなどに書き出す機能は備えていない。

 シンプルな操作性を重視し、ユーザーインターフェイスもXMB(クロスメディアバー)ではなく、リモコンの「予約する」、「録画」、「見る」、「消去」などの各ボタンで呼び出す操作系を採用している。


KDL-32BX30Hメニュー画面リモコン

(2010年 6月 4日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]