フューレン、NuForceのDAC内蔵小型プリ「icon HDP」
-ヘッドフォンアンプ機能も搭載。59,950円
フューレンコーディネートは、米NuForceのicon(アイコン)シリーズの新モデルとして、USB DACとプリアンプ、ヘッドフォンアンプ機能をコンパクトな筐体に集約した「icon HDP」を7月上旬に発売する。価格は59,950円。
カラーはブラック(blk)、シルバー(sil)、ブルー(blu)、レッド(red)の4種類で、icon uDACのカラーと同じ。
デスクトップでの使用も想定した、コンパクトなiconシリーズの新モデル。USBにも対応したDACを内蔵し、CDプレーヤーやPCと接続可能。アナログ音声入力も可能でプリアンプとして、音声をパワーアンプやアクティブスピーカーなどに出力できる。パワーアンプは内蔵していないが、ヘッドフォンアンプ機能も備えている。
DAC部には、NuForceのハイエンドモデルである「CDP-8」と同じ性能を持つというDAC-ICを採用。デジタル入力は同軸(RCA)と光(丸型)、USBを各1系統装備。同軸デジタルは24bit/192kHz、光デジタルは24bit/96kHz、USBは24bit/96kHzに対応する。
アナログ音声入力はRCAステレオとステレオミニを各1系統装備(ステレオミニは光デジタル入力と兼用)。出力はRCA端子×1系統となる。ヘッドフォン出力は前面に標準ジャックを1系統装備。ヘッドフォンを接続した際は、背面のRCAからは出力されない。ドライブ可能なヘッドフォンのインピーダンス上限は600Ω。
春のヘッドフォン祭 2010で展示されたもの |
ヘッドフォンアンプ部には、低歪、高電流出力のものを採用。ボリューム部にも高性能なアナログボリュームを採用したという。全高調波歪率は0.001%。SN比は100dB。
ヘッドフォン変換アダプタや、角形光デジタル端子を丸型に変換するプラグ、USBケーブル、シリコンスタンドなどを同梱。電源はACアダプタを使用。外形寸法は150×32×112mm(縦×横×厚さ)。重量は約460g。消費電力は10W。
(2010年 6月 14日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]