デノン、低価格シアタースピーカーにピアノブラック追加
-トールボーイが1台27,825円。バイワイヤ接続対応
| 8月上旬発売 標準価格(1台):13,650円~27,825円 |
デノンコンシューマーマーケティングは、2008年に発売したシアタースピーカーシリーズ「33SGシリーズ」に、ピアノブラック仕上げのモデルを追加。8月上旬にトールボーイ「SC-T33SG(K)」とセンター「SC-C33SG(K)」、ブックシェルフ「SC-A33SG(K)」の3モデルを発売する。価格は下表の通りで、従来の木目(M)モデルと同じ。
なお、組み合わせるサブウーファとしては、発売中の「DSW-300SG(K)」が提案されている。
種類 | 型番 | カラー | 価格(1台) | 発売時期 |
33SGシリーズ | ||||
トールボーイ | SC-T33SG(K) | ブラック(K) | 27,825円
| 8月上旬
|
センター | SC-C33SG(K) | 17,850円
| ||
ブックシェルフ | SC-A33SG(K) | 13,650円
|
独自のD.D.L.(DENON Double Layer)コーンや、天然木突き板仕上げを採用した製品。ヨーロッパの音響技術者と共同でサウンドデザインを行なっており、コンピュータによるシミュレーションや、レーザーホログラムによる振動板解析などを用いて設計された。
トールボーイは2ウェイ3スピーカーで、10cmのウーファを2基、2cm径のソフトドームツイータを1基搭載。センターも2ウェイ3スピーカーで、ウーファは8cm径が2基。ブックシェルフは2ウェイ2スピーカーで、10cm径ウーファと2cm径ソフトドームツイータを採用する。
エンクロージャは、ブックシェルフのみ密閉型で、それ以外はバスレフ型。ダブルウーファを搭載するトールボーイとセンターには、駆動方式として「P.P.D.D方式」を採用。片方のユニットのエッジを逆向きに配置することで、高調波歪みを打ち消し合い、歪みの少ない低音を再生するという。
トールボーイはバイワイヤリング接続にも対応するスピーカーターミナルを使用。ブックシェルフは背面の壁掛けフックや別売のブラケットを用いて、天井や壁に取り付けられる。
型番 | SC-T33SG(K) | SC-C33SG(K) | SC-A33SG(K) |
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形式 | 2ウェイ 3スピーカー トールボーイ | 2ウェイ | 2ウェイ |
ユニット | 10cm径ウーファ×2 2cm径ツイータ×1 | 8cm径ウーファ×2 2cm径ツイータ×1 | 10cm径ウーファ×1 2cm径ツイータ×1 |
再生周波数帯域 | 30Hz~60kHz | 50Hz~60kHz | 45Hz~60kHz |
最大許容入力 | 200W | 160W | 120W |
出力音圧 レベル | 83dB | 82dB | 81dB |
クロスオーバー 周波数 | 2kHz | 3kHz | 2kHz |
インピーダンス | 6Ω | ||
外形寸法 外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 224×248×942mm | 320×178×100mm | 148×143×239mm |
重量 | 10kg | 2.5kg | 2.4kg |
(2010年 7月 6日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]