マイコンソフト、光デジタル出力を備えたHDMI切替機
-4入力2出力に対応。解像度設定も可能
マイコンソフトは、入力4系統、出力2系統のHDMIセレクタ「ROOTY HD MATRIX」を8月下旬より発売する。価格は20,790円。
テレビやプロジェクタなど、2台のディスプレイ機器環境で、HDMIケーブルを抜き差しすることなく4台のHDMI機器を切替可能にするHDMIセレクタ。HDMI 1.3相当の信号仕様や機能に対応し、1080p映像やDeepColor、x.v.Color、CEC(HDMI1のみ)に対応する。
背面 |
解像度優先スイッチを備えており、2つの出力端子にHDMI機器が同時に接続されている場合、どちらの解像度を優先するかなどの設定が可能。設定はディップスイッチで行なう。
また、HDMIの1系統(HDMI1)は、HDMI信号の中から音声信号のみを取り出し、光/同軸デジタル(SPDIF)音声出力する機能を装備。SPDIF出力を行なう場合は、BDプレーヤーなど出力機器の音声はドルビーデジタル5.1chやDTS、AAC、リニアPCM 2ch(44.1/48kHz)に限定されるが、これによりHDMI入力を持たないAVアンプやサラウンドヘッドフォンなどにデジタル音声を出力可能となる。
出力1、2のHDMI出力をミュート(出力停止)する機能も装備。また、USB端子を装備しており、ファームウェアアップデートにも対応する。電源は専用のACアダプタ。外形寸法は219×92.5×27mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約395g。リモコンも付属する。
(2010年 8月 10日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]