LG、超解像技術搭載の27型フルHD液晶ディスプレイ

-超解像利用時の白浮きを低減。実売35,000円


8月末発売

標準価格:オープンプライス


 LGエレクトロニクス・ジャパンは、超解像技術を搭載した27型フルHD液晶ディスプレイ「E2750VR」を8月末より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。

 27型/1,920×1,080ドットの液晶ディスプレイ。バックライトはエッジライト方式の白色LED。パネルの輝度は300cd/m2。コントラスト比は1,000:1で、映像エンジン「f-ENGINE」のDFC(デジタルファインコントラスト)機能を使うことで、最大500万:1を実現できるという。応答速度は5ms。視野角は左右170度、上下160度。

 特徴は超解像技術を搭載したこと。新たに超解像処理を適用した際に、「解像度が補正されすぎたために発生するエッジ付近の白い浮き上がり(白浮き)」を抑制するシュートコントロール技術を搭載。モスキートノイズやランダムノイズ低減技術も搭載した。

 映画専用のシネマモードを搭載。自動輝度調整機能や2画面表示機能「デュアルウェブ」なども装備する。入力端子はHDMIとHDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を各1系統備える。上15度、下5度のチルト機構を搭載。VESAマウントには非対応となっている。消費電力は通常時で39W、待機時で1W以下。スタンドを含めた外形寸法は652×232×496.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.4kg(スタンド含む)。


(2010年 8月 26日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]