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ガチャピンの声で歌うVOCALOID音源「ガチャッポイド」

−インターネットが10月発売。“しゃべる”サービスも


操作画面

 インターネットは、人間の声をもとにした音声合成エンジン「VOCALOID 2」を採用したソフトウェア音源として、ポンキッキの「ガチャピン」の声をサンプリングした「VOCALOID2 ガチャッポイド」を10月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,750円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7(32bit版のみ対応)。

 数量限定の初回版には、オリジナルのウォーターインCDケースが付属。このケースは、表面の液体の中でガチャピンの目とエネルギーボール、おなかのシマシマなどの各パーツが動くようになっている。初回版がなくなり次第、上記ケースが付属しない通常版に切り替わる。また、ユーザー登録者には、作成したボーカルパートと伴奏パートをミックスできてエフェクトも加えられる簡易ミックスソフト「OPUS Express for Windows」もプレゼントされる。

 さらに、初回版/通常版ともに、ヤマハの「VOCALOID-flex」を使ってガチャピンの声質で「しゃべり声」を作成できる月額有料サービスが6カ月無料になる特典も用意する。なお、ソフト購入者以外への「しゃべり声」作成サービスの提供時期は未定。

 「Beポンキッキ」(BSフジ)に出演している「ガチャピン」の声で歌わせることができるボーカル(歌声)作成ソフト。ヤマハのサウンドテクノロジー開発センターが手掛けた音声合成エンジン「VOCALOID 2」を使用しており、インターネットの製品としては、歌手・Gacktの声をサンプリングした「がくっぽいど」、声優・中島愛の声を使った「Megpoid」、m.o.v.eのボーカルyuriの声を使った「VOCALOID2 Lily」に続く第4弾となる。

初回限定版に付属するオリジナルのウォーターインCDケース

 使い方は、「VOCALOID EDITOR」を用いて、バーチャル・キーボードをマウスでクリックして音程を確認しながら、ピアノロール形式の画面に音符を書き込みメロディを入力。音程や音の発音の長さを視覚的に確認して入力/編集できる。推奨する曲のテンポは90〜150、推奨音域はF2〜A3。

 メロディに合わせて日本語/カタナカ/ローマ字のいずれかで歌詞を入力。音量、ピッチ、明るさ、口の開き具合、ビブラートなどが調整できる。また、「ジェンダーファクター」のコントロールも可能で、女性的、男性的、幼い声などに変化させることもできる。最大16人のシンガーを設定可能で、コーラスや合唱も可能。個々のシンガーの声を変化させることでバリエーションを増やした合唱もできる。

 作成したボーカルデータはWAVファイルで書き出し可能。音楽製作用、映像編集用ソフトなどで読み込み、活用できる。ReWireや VSTiをサポートするシーケンサやDAWと併用することで、ボーカルトラックと伴奏の正確な同期も可能。MIDIキーボードを用いてリアルタイムで歌わせることもできる。



(2010年 8月 27日)

[ AV Watch編集部 中林暁]