SDHC/SDXCカードが新規ピン追加で300MB/sまで高速化

-SDアソシエーション発表。互換性も確保


 SDメモリーカードの規格化作業を行なっているSD Associationは3日、ドイツ ベルリンで開催している「IFA 2010」において、新しい2列ピンのメモリーカードデザインを発表した。

 これにより、SDXC/SDHCメモリーカードと対応機器において、最大で毎秒300MBの高速バスインターフェイス速度を実現可能になるという。また、SD/SDHC/SDXCのいずれの機器にも対応できるとしている。

 新バスインターフェイスはSDHC/SDXCカードのピンの第2列に割り当てられる。SD/microSDメモリーカードの形状のまま利用でき、物理的な外形寸法や形状は変わらないという。新デザインは2011年に登場予定のSD 4.0規格の一部となる見込み。


(2010年 9月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]