ジャングル、ダウンロード版3,980円のBD再生ソフト

-Blu-ray 3D対応予定の「ArcSoft BD Theatre」


ArcSoft BD Theatre

 ジャングルは、PC用のBlu-ray再生ソフト「ArcSoft BD Theatre」を発表。ダウンロード版は10月14日より3,980円で先行発売し、パッケージ版は10月21日に6,980円で発売する。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 Blu-ray/DVDビデオなどが再生可能なArcSoft製のソフト。SD映像のフルHDアップコンバートや、GPGPUによるCPU負荷軽減も可能となっている。さらに、発売後に無償公開されるプラグイン(ユーザー登録が必要)を利用することにより、Blu-ray 3D再生にも対応予定。このプラグインの利用で2D映像の3D変換も可能になる。

 Blu-ray再生は、BDMV(BD-MVプロファイル1、2とBD-Jプロファイル1)や、BD-J、BDAVに対応。DVD再生時に、HD/フルHDにアップコンバートする「SimHD」機能も搭載する。そのほか、AVCRECディスクも再生可能。音声はドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなどのロスレス7.1chオーディオもサポートする。

 DXVA(DirectX Video Accelaration)による動画再生支援に対応。GPUを使ったアクセラレーションとして、NVIDIA PureVideoとATI Avivoをサポートし、コマ落ちのない再生を実現するという。そのほか、再生時の機能として、リピート再生やブックマーク、タイムストレッチ(0.5~2倍速)、リージョンコード設定、ペアレンタルコントロール、バッテリー管理、PinP(子画面表示)などが利用できる。

 再生対応ファイルは、MPEG-1/2/4、VC-1、MPEG-4 AVC/H.264、DVR-MS、WMV HD(DRM対応)、MKV、FLV、VOB、ASF、M1V、M2V、DAT、VRO、DV AVI、TS、TRP、TP、M2TS、RealVideo、QuickTime。

 Blu-ray再生時の動作環境は、CPUがIntel Core 2 Duo E4400(2GHz)、T2600(2.16GHz)、AMD Athlon 64 X2 4600+(2.4GHz)。メモリは512MB以上。グラフィックカードはNVIDIA GeForce 7600GT、ATI Radeon HD 2400シリーズ、Intel G35 Expressチップセット以上。

無償プラグインによりBlu-ray 3D再生に対応可能主な再生機能と対応フォーマット他社製品との機能と価格の比較


(2010年 10月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]