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パナソニック、3D対応の103型プラズマ「TH-P103MT2」

−約850万円。コントラスト500万:1。チューナ非搭載


103型の「TH-P103MT2」

 パナソニックは、103型で3D表示にも対応したフルHDプラズマディスプレイ「TH-P103MT2」を発売する。受注生産となっており、11月18日より注文受付を開始。価格はオープンプライスで、本体の予想価格は850万円前後。ただしこれ以外に運送費や工事費などが必要になる。

 なお注文前に、事前に販売店が下見を実施し、搬送・設置が不可能な場合は販売を断られることもあるとしている。また、転倒防止のために本体と壁の固定、メンテンナンスのために本体裏に一定の空間や、搬出路の確保も必要となる。

 同社は2008年にも103V型モデル「TH-103PZ800」を投入しているが、「TH-P103MT2」では新たに3D表示に対応。業務用ディスプレイで培った、大画面における高速駆動技術などを投入し、103型でも高精細なフレームシーケンシャル方式の3D映像表示が可能になっている。なお、「TH-103PZ800」はチューナを内蔵していたが、「TH-P103MT2」は非搭載。スピーカーも別売のプラズマディスプレイとなっている。

 プラズマパネルの解像度は1,920×1,080ドット。「新ダイナミックブラックレイヤー」や「新放電ガス」などを活用することで、発光効率を'09年のPDP比約2倍に向上。さらに予備放電レスでも発光を可能にしたことで、ネイティブコントラストは500万:1を実現している。

 前後の動きに加えて、左右や斜めの動きも予測する「動き適応型ベクトル予測」を搭載。さらに、高精度な発光制御により駆動スピードを速めたほか、残光時間を従来の1/3に短縮した「新短残光蛍光体」の採用で、発光時間を従来「TH-103PZ800」の4分の1に低減した。こうした高速駆動技術により、3D映像表示時のクロストーク(二重像)を低減している。なお3Dメガネは1個付属しており、別売のメガネを追加する事もできる。

 映像処理回路には、業務用ディスプレイにも使用している「プロ仕様エンジン」を採用。画素ごとの信号処理を従来モデルの16bitから24bit処理に高め、2倍の色表現能力を実現。HDTV放送規格に適合した色域を任意に変更できる、プロ仕様の画質調整機能「カラーマネジメントシステム」も使用可能。中間フレームを自動生成する「24Hz画像処理技術」も用意しており、フィルムで撮影された映画ソフトを、滑らかに表示できるとしている。

 入力端子はHDMI×4、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×2、アナログ音声×2、PC用のアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)、PC用音声入力×1などを装備。使用電源はAC200V(50/60Hz)。消費電力は約1,350W。スタンドを含めた外形寸法は2,412×871×1,748mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約321kg。



(2010年 11月 17日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]