ソニー、「NEX-VG10」のAマウントレンズAF対応ファーム
ソニーは18日、レンズ交換式デジタルハイビジョンビデオカメラ「NEX-VG10」の最新ファームを公開。新たにAマウントレンズ装着時のオートフォーカスに対応する。同社では、11月中旬の公開を予告していた。
新ファーム「Ver.02」の適用により、別売マウントアダプタ「LA-EA1」を介して一眼レフ「α」などのAマウントレンズを装着した場合にも、AFが利用可能となる。AF-S(PHOTOキー半押しによるシングルAF)のみ利用でき、常時AFや、静止画撮影時のようなAF-C(コンティニュアスAF)は利用できない。
NEX-VG10 | 別売マウントアダプタの「LA-EA1」 |
Aマウントレンズ装着時のAFは約2秒~7秒(同社測定)で、Eマウントレンズ装着時より遅くなるという。AF対応にはマウントアダプタ「LA-EA1」のファームアップデートも必要。対応レンズは「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」など14製品で、型番はアップデート内容の説明ページで案内している。なお、動画撮影時にAFが働くとカメラやレンズの作動音が記録されることがあるため、気になる場合は「ECM-CG50」など別売外部マイクを使うことを推奨している。
(2010年 11月 18日)
[AV Watch編集部 中林暁]