BIGLOBE、Android 2.1搭載タブレット「Smartia」

-7型で42,800円。ネットサービスとセットで提供


Android 2.1を採用したタブレット型端末「Smartia」

 NECビッグローブは、7型ディスプレイを備え、Android 2.1を採用したタブレット型端末「Smartia(スマーティア)」を12月6日に発売する。BIGLOBEが提供する様々なネットサービスを利用できる端末として販売するもので、価格は42,800円。

 ハードウェアは、日本電気(NEC)が11月末に出荷を開始する企業向けタブレット端末「Life Touch」を採用。端末に向け、BIGLOBEが展開しているネットサービスを一体化して、コンシューマ向けのサービス&ハードウェアとして提供する。なお、Smartiaサービスで提供される端末は、端末の名前もSmartiaとなる。今後もSmartiaはサービスブランドとしてシリーズ化され、「Life Touch」以外の端末も登場予定。

 端末は買い切りで、通信機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g)とBluetooth(Ver2.1+EDR準拠/Class2/対応プロファイルA2DP、AVRCP、OPP)で、3Gには非対応。Smartiaのネットサービスを利用する際に、利用料金はかからない。また、接続する際のプロバイダがBIGLOBE以外でも利用可能。

 発売を記念したキャンペーンを実施し、「BIGLOBE光パックNeo with フレッツ」に申し込み、24カ月間継続利用を契約すると、Smartiaが1円で購入できる。また、「BIGLOBE高速モバイルEM」に申し込んだ場合は、34,800円で購入可能。前者の場合、希望者には無線LANルータを無料で提供。後者はデータ端末「Pocket WiFi」(D25HW)を無料で提供する。また、Smartiaの購入者全てに、「Evernote for BIGLOBE」プレミアム版の月額費用498円が、1年間無料になるキャンペーンも実施する。


■ Smartiaのネットサービス

Smartiaの紹介ページ

 プリインストールされたアプリ「Smartiaホーム」を使うと、ショッピングやレシピなど、BIGLOBEのネットサービスにアクセスできる。さらに、ニュースや天気予報などの生活情報も自動的にホーム画面上に配信される。

 また、BIGLOBEが提供するAndroidアプリマーケット「andronavi」も用意。便利ツールやエンターテイメントなどの切り口で、BIGLOBEがお勧めするアプリを自動的にホーム画面に配信。アプリの選定には専門メディアやライターが協力しており、美容、健康、旅行、語学、ゲームなど様々なジャンルの専門家がお勧めするアプリや、詳細なレビュー記事も確認できるという。




■ ハードウェア

 7型のタッチパネル液晶ディスプレイを採用。解像度は800×480ドット。OSにはAndroid 2.1を採用し、CPUはARM Cortex A8、メモリはRAM 384MB、ROM 1,024MB(システム領域含む)を搭載する。

 300万画素のオートフォーカスデジカメも搭載。センサーはGPS、加速度センサー、地磁気センサー、光センサーを内蔵。モノラルマイクも備え、ステレオミニの音声出力やステレオスピーカーも内蔵する。拡張カードスロットはSDHC。USB端子は2系統で、その内1系統はホスト機能も備える。

 再生対応フォーマットは、映像がH.263、H.264、MPEG4、WMV9。音声がMP3、PCM、AAC、WMA。静止画はJPEG、GIF、PNGをサポート。

 電源は内蔵リチウムイオンで、使用時間は約8時間。充電所要時間は約4.5時間。外形寸法は約120×220×14mm(縦×横×厚さ)。重量は約370g。スタンドによる横置きも可能。


(2010年 11月 25日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]