任天堂、「ニンテンドー3DS」の電池継続時間などを公開
-「すれちがいヒットチャート」機能も装備
ニンテンドー3DS |
裸眼で3D映像が楽しめる新ポータブルゲーム機「ニンテンドー3DS」は、2010年9月に2011年2月26日に25,000円で発売と発表され、本体仕様も公開されたが、充電時間と電池継続時間は未定としていた。今回、充電時間が3時間30分、電池継続時間が3DSソフトプレイ時に約3~5時間、DSソフトプレイ時に約5時間~8時間であることが明らかにされた。なお、同社で「画面の明るさによってバッテリー持続時間が変わります」としている。
また、内蔵ソフトの機能も公開された。音楽プレーヤーソフト「ニンテンドー3DSサウンド」では、SDカードに保存された音楽ファイルが再生できるほか、最大10秒間の音声をSDカードに180個まで録音可能。また、すれちがった人たちの間で流行っている曲のランキンなどがわかる「すれちがいヒットチャート」機能も備える。無線LANは、WPA/WPA2対応のIEEE 802.11b/g準拠となっている。
なお、同社では「左右の目に異なる映像を届ける3D映像は、6歳以下の小さなお子様の目の成長に影響を与える可能性があるという見解をもっています。『ニンテンドー3DS』には、保護者の方が安心してお子様に遊んでいただけるよう、『保護者による使用制限機能』のひとつとして、3D映像の表示を制限する仕組みを取り入れております」として、子供が使用する際の注意を促している。
なお、本体と同日の2月26日に発売されるゲームソフトは、以下の8タイトル。
【2月26日発売タイトル】
- 「Winning Eleven 3DSoccer」(KONAMI):5,800円
- 「スーパーストリートファイターIV 3D EDITION」(カプコン):4,800円
- 「戦国無双 Chronicle」(コーエーテクモゲームス):6,090円
- 「nintendogs + cats」(任天堂):4,800円
- 「リッジレーサー 3D 」(バンダイナムコゲームス):6,090円
- 「レイトン教授と奇跡の仮面」(レベルファイブ):5,980円
- 「Combat of Giants: Dinosaurs 3D」(ユービーアイソフト):5,040円
- 「とびだす!パズルボブル 3D」(スクウェア・エニックス):4,980円
ニンテンドー3DS | ニンテンドーDSi (参考) | |
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液晶 | 上画面:3.53型裸眼立体視液晶 (800×240ドット) ※左目・右目用にそれぞれ横400ドット 下画面:3.02型タッチパネル液晶 (320×240ドット) | 3.25型×2 (TFT、26万色表示) |
内蔵カメラ | 内側×1 外側×2 ※全て解像度は640×480ドット | 内側×1 外側×1 |
対応ソフト | ニンテンドー3DS専用ソフト ニンテンドーDS専用ソフト ニンテンドーDSi専用ソフト | ニンテンドーDS専用ソフト ニンテンドーDSi専用ソフト |
入出力端子 | ゲームカードスロット SDカードスロット ACアダプタ 充電端子 ヘッドフォン | DSカードスロット SDカードスロット ACアダプタ ステレオヘッドフォン/マイク |
充電時間 | 約3時間30分 | 約2時間30分 |
電池継続時間 | 3DSソフトプレイ時:約3~5時間 DSソフトプレイ時:約5時間~8時間 | 最低輝度:約9~14時間 低輝度:約8~12時間 中輝度:約6~9時間 高輝度:約4~6時間 最高輝度:約3~4時間 |
外形寸法 (縦×横×厚さ) | 約134×74×21mm | 137.0×74.9×18.9mm |
タッチペン | 約10cm(伸長時) | 92mm |
重量 (バッテリ、タッチペン含む) | 約235g (SDメモリーカードを含む) | 214g |
付属品 | 専用充電台 専用ACアダプタ 専用タッチペン 2GB SDカード ARカード×6枚 かんたんスタートガイド 取扱説明書 | 専用ACアダプタ 専用タッチペン×2本 かんたんスタートガイド 取扱説明書(基本編・操作編) サポートブック |
価格 | 25,000円 | 18,900円 |
(2011年 1月 11日)
[AV Watch編集部 古川 敦]