「インシテミル」発売記念、平山あやが憧れのレジ打ち
-平山あやがBD/DVD宣伝隊長に。ゲオでキャンペーンも
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」Blu-ray/DVDの宣伝隊長に就任した、平山あやさん |
ワーナー エンターテイメント ジャパン(ワーナー・ホーム・ビデオ)は22日、映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」が23日からDVD/Blu-rayで発売とレンタルが開始されることを記念して、出演者の平山あやさんを宣伝隊長に任命。ゲオ北新宿店で、平山あやさんが宣伝隊長として、レジ打ちなどの宣伝活動を行なった。
平山あやさんには、ゲオ北新宿店の店長から「インシテミル」のオリジナルエプロンが手渡されたほか、ポスターには平山あやさんがサイン。明日から、ゲオ各店のレンタルコーナーでは、平山あやさん直筆メッセージ入りPOPが飾られるほか、店内放送でも平山あやさんのコメントが流される。また、抽選で計55名に平山あやさんのサイン入りポスターや、クリアファイル、ステッカー、ダイカットメモが当たるキャンペーンも実施される。
平山あやさんはゲオ北新宿店の店長から渡された「インシテミル」のオリジナルエプロンを着用した |
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」Blu-ray/DVDのポスターに、平山あやさんがサインした | 平山あやさん直筆メッセージ入りのPOP |
念願のレジ打ちアルバイト体験をして、喜ぶ平山さん |
さらに、「あまりにもレジが好きで、本物のレジを2台持っています。(数字キーを)押すタイプのやつで、本物を使わなくなった人から貰ったんです。あまりにも、欲しいといったらか、地元にくださる人がいたんです。お友達と、2台で遊んでました。小さい時は、そこに貰ったお年玉とかを崩してもらって全部入れて、貯金箱みたいな感じで遊んでいました。レシートも出ます!」と筋金入りのレジ好き。司会者から「変わったお子さんだったんですね?」と言われると、すかさず「いや普通です(笑)」と返していた。
そんな平山さんも、バーコードタイプのレジは「“ピッ”というやつ、欲しかったんですけど、さすがに大人になったので、ヤメなさいといわれました」と所有していない。今回は「レジが今日できるということで、すごく嬉しいです」と、ゲオ北新宿店で待望のレジ打ち体験をした。
レジの魅力について平山さんは、「あんなにすごいものってない(笑)。“ピッ”とやっただけで、値段が出るってすごいじゃないですか。頭がいいと思います」と笑わせていた。
平山さんは店長に見守られながら次々にレジ打ちをこなしていた |
バイト経験のない平山さんは、時給11万2,000円のバイトについて「私だったら、ちょっと行ってみたいなと思います。どんなバイトなんだろうって、ちょっと怖そうだなと思いますけど、それって経験できないかもしれないから、いってみようかなと思います」 |
映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」は、芸能プロダクション「ホリプロ」が創業50周年記念として、2010年度版「このミステリーがすごい!」作家別投票で1位に輝いた米澤穂信氏の小説を、「リング」などを手がけた中田秀夫監督が映画化。
藤原竜也さん、綾瀬はるかさん、石原さとみさん、阿部力さん、平山あやさん、石井正則さん、大野拓朗さん、武田真治さん、片平なぎささん、北大路欣也さんといった、同プロダクションの豪華キャストが集結している。
そんな現場に「同じ事務所の役者さんだけでお芝居するのも初めてでしたし、本当に大先輩の方々で、最初は緊張しちゃって、どうしようと思ったんです」と不安だった平山さんだが、「事務所が同じということもあって、家族みたいな感じの雰囲気ができてきて、廊下に椅子を並べて、(綾瀬)はるかちゃんとか、(石原)さとみちゃんとか、ガールズトークじゃないですけど、いろんな話をしたりして、そこに(武田)真治さんがまじってきて、そこからみんなが入って、ほんと家族みたいな感じでした」とアットホームな雰囲気だっただという。
年齢が近いこともあって、「本当にはるかちゃんとかって、すごいマイペースでポワーンとした感じで、さとみちゃんは結構しっかりしていて、全員が違う雰囲気。共演するのが初めてで、この中だとお姉さんは誰かなと話したりとか、運動の話とか、洋服の話とか、女子高のような感じでした」という。
Blu-ray/DVD化されるにあたって、「ちょうど去年の2月ぐらいから、顔合わせとか、本が出来上がってきて、衣装合わせがあってと、それがちょうど一年前なんですね。ついこないだまで撮影していた思ってたら、映画公開になって、さらに、こうやってDVDになって、嬉しいとかいうかびっくりです」と平山さん |
実際の撮影は「私自身がミステリーとかホラーとかそういう作品がすごく好きで、演じてみたいなというのがあったので、本当に楽しみで嬉しかった。そういう撮影現場って、どういう感じなんだろうとワクワクして現場に行ったら、作品自体は密室の中でのお話なので、9割はスタジオの中にこもりっきりで、毎日毎日撮影していたので、時間とか、今日が何日なのか、まったくわからなくなって、ずっと薄暗いところで撮影していました」とハードだったようだ。
セットについても、「セットがすごくリアルというか、本当に怖い、というセットで、霊安室とか出てくるんですけど、そこの前も、本当冷たい感じで薄暗くて、湿気があって、通りたくないねって、いつも言っていたんです。でも、現場では怖いんですけど、合間には共演者のみなさんと、お菓子を食べながら話したり、そのへんはすごく楽しかったです」という。
ただ、霊感が強いことでも知られる平山さんによると、「私が霊安室が泣くシーンがあって、メイキングのカメラマンさんが私を撮ろうとしたら、カメラのシャッターがおりなくなって、カメラが壊れたということがありました」と現場での体験を語った。
橘若菜の役作りについては、「難しかったのは、この映画の中で一番元気で、今時の女の子という感じで、等身大で素直で、どんどん変化していくんですけど、変化の仕方がすごく難しくて」て苦労した様子だった |
また、映画の中では十種類の武器が登場するが、平山あやさん演じる橘若菜は斧を使う、「撮影の時に本物の斧を持ったら、すごく重くて、これで、こういうことするかと思うと、すごく怖くて。教えてくださる先生が、本物がどれだけ重いか体に身に付けてから、軽い偽物を本物を持っているかのようにやらなくていけないと。持ち方も、おしぼりを絞るような感じでもってくださいといわれて、何十回もやりました」という。
その経験があるので、10種類の武器の中で、もし使うとしたら「斧を選ぶ」という平山さん。「もし、このメンバーで一番最初に殺しておかないといけいない人は?」と聞かれると、「みんな結構、曲者で」とかなり迷って、「難しいんですけど、やっぱり北大路さん(笑)。雰囲気で、これはまずいと、思うと思うんですよね」と回答。「あくまで役柄の話ですから。北大路さん、むちゃくちゃ優しんですよ(笑)」とフォローしていた。
最後に見所について、「見所はたくさんあるんですけど、やっぱり人を疑う悲しさだったり、人を信じる大切さということを、この作品で知ることができると思いますし、心理戦の映画なので、自分が参加している気持ちで見ていただきたいなと思います。見ていただいたら、何か自分の中で、考え方というか、心に残る作品となっていますので、ご家族や友達とみんなで、是非見てください」と宣伝隊長としてPRして締めくくった。
撮影現場の様子などは、特典ディスクに収録されているという |
■ 「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」のBlu-ray/DVDは2月23日発売
【初回限定生産】インシテミル 7日間のデス・ゲーム ブルーレイ&DVDセットプレミアムBOX(4枚組) | BD版のジャケット |
プレミアムBOXには本編のBDとDVD版に加え、特典ディスク(DVD)も2枚同梱。合計4枚組みとなる。特典DVD 1枚目には初日舞台挨拶映像、綾瀬はるかグリーティング(NG編)、2枚目には「新人・大野拓朗 撮影回顧録『エンジテミル。』」、「綾瀬はるかの 撮影現場で(^▽^)シテミル」、キャストインタビュー、「バナナマン日村勇紀のアフレコ風景」、ジャパンプレミア映像、監視映像を収録する。
通常のBD+DVDセットは特典DVDが1枚で、合計3枚組み。本編BD/DVDはプレミアムBOXと同じ。特典DVDは、プレミアムボックスの1枚目のみの収録となる。DVD単品版は、DVDの本編ディスクのみとなっている。なお、特典映像として、綾瀬はるかと石原さとみのメッセージ、劇場版TVスポットが全製品に収録される。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD+DVD | 【初回限定生産】 インシテミル 7日間のデス・ゲーム ブルーレイ&DVDセットプレミアムBOX(4枚組) | 本編BD 本編DVD 特典DVD×2 【本編BD仕様】 片面2層 本編107分 | - | BWBDF-7335 | 6,980円 |
BD+DVD | インシテミル 7日間のデス・ゲーム ブルーレイ&DVDセット(3枚組) | 本編BD 本編DVD 特典DVD×1 【本編BD仕様】 片面2層 本編107分 | - | BWBAF-7216 | 4,980円 |
DVD | インシテミル 7日間のデス・ゲーム | 本編DVD 【本編DVD仕様】 片面2層 本編107分 | - | DLVF-7213 | 3,980円 |
(C)2010「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」製作委員会 | ||
(C)2010「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」製作委員会 |
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」予告編 |
(C)2010「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」製作委員会 |
(2011年 2月 22日)
[AV Watch編集部 古川 敦]