ソニー、テニス「ウィンブルドン選手権」を3D撮影

-男女決勝を3D収録し、世界各地の映画館に中継


 ソニーは、全英ローンテニスクラブとテニス大会「ウィンブルドン選手権(全英ローンテニス選手権)」の3D映像化でオフィシャルサプライヤー契約を締結した。ウィンブルドン選手権を3D撮影し、世界各地の3D設備のある映画館への生中継や3Dテレビ放送の実現を目指す。

 2011年大会では、男子の準決勝と決勝、女子の決勝を3Dで撮影。ソニーはSupeVision Mediaを劇場配信パートナーとし、全世界の映画館に3D映像を伝送する。ソニーの制作する3D映像は、大会ホスト放送事業者のBBCの協力のもと、世界各国の放送局に提供される。また、配信以外の可能性も検討していくという。

 ソニーでは、「ウィンブルドン選手権を3Dで撮影し、ライブで配信する取り組みを通し、フォアハンド、スマッシュ、ボレーなど1つ1つのプレーの迫力を存分に映し出す3D映像に収録し、ウィンブルドンの盛り上がりや現地の空気感を、これまで以上に多くの方々にお届けしていく」としている。


(2011年 3月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]