台CyberLink、Androidタブレット向け裸眼3D
-MasterImage 3Dの視差バリア技術採用
台湾CyberLinkは31日、MasterImage 3Dと共同で、Android OSを採用したタブレットなどに向けた裸眼3Dソリューションを発表。COMPUTEX 2011でデモを実施した。タブレットには、MasterImage 3Dの視差バリア式3Dディスプレイ「Cell-Matrix Parallax Barrierディスプレイ」が採用されている。
発表されたソリューションは、CyberLinkのプレーヤーアプリ「PowerDVD for Android」と、MasterImage 3Dの裸眼立体視技術を組み合わせたもの。CyberLinkのアリス・チャンCEOは「Androidプラットフォームにおいて、専用メガネを必要としない、便利で革新的な3D映像体験を提供することで、3D映画をはじめとする映像コンテンツマーケットの可能性が拡大していくことを期待する」とコメントしている。
なお、MasterImage3DはCOMPUTEX 2011において、米Texas Instrumentsのプラットフォーム「OMAP4」を採用したタブレットと共に、3D映画や3Dゲームの裸眼立体視デモを行なっている。
(2011年 5月 31日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]