ドコモ、GALAXY S/TabをAndroid 2.3にアップデート
-LYNX 3DはAndroid 2.2に。7日から実施
NTTドコモは、Samsung製のスマートフォン「GALAXY S」とタブレット「GALAXY Tab」のAndroid 2.3へのバージョンアップを7日午前10時以降より開始する。また、シャープ製スマートフォン「LYNX 3D SH-03C」のAndroid 2.2バージョンアップも7日午前10時以降から実施する。なお、いずれも、アップデートにはインターネット接続されたパソコンが必要となる。
■ GALAXY S/Tab
GALAXY Sは4型有機EL搭載のスマートフォン、GALAXY Tabは7型液晶のタブレット端末。
GALAXY S | GALAXY Tab |
7日のバージョンアップにより、OSがAndroid 2.3に更新される。Android 2.3になることで、ゲームやアニメーションの動作速度が向上するほか、「バッテリー使用量」メニューが改善され、詳細なバッテリ利用状況の確認が可能になる。
また、「メモリー使用」と「ダウンロード」アプリも追加。アプリケーションの使用メモリ量を確認できるほか、ダウンロードしたファイルをリストで管理可能になる。
そのほか、「Daily Briefing」ウィジェットを個別に配置可能(スケジュール、ニュース、株価、天気)となり、ステータスバーアイコンの変更にも対応する。
また、GALAXY Sでは、通知パネルの変更や、ウィジェット追加時の画面にウィジェット提供元の情報が追加される。GALAXY Tabでは、「電卓」や「スケッチメモ」アプリが追加される。
■ LYNX 3D SH-03C
LYNX 3D SH-03C |
シャープ製のスマートフォンで、3.8型480×800ドットで裸眼3D対応のタッチパネル液晶を搭載し、ワンセグやFeliCa、赤外線通信にも対応する。
7日のバージョンアップにより、Android 2.2にアップデートされ、Flash Player 10.1や、microSDカードへのアプリ保存、音声による文字入力、アプリの自動更新/一括更新、アプリケーション画面に「検索」、「ニュースと天気」を追加するなどの改善が行なわれる。
また、操作性も改善し、以下の機能を追加。グラフィックの改善も図っている。
- 起動中アプリ一覧画面に「すべて終了」ボタンを追加
- 通知パネルに「Wi-Fi」、「Bluetooth」などの設定追加
- 電話帳、プロフィールにあるメールアドレス/チャットアドレスの複数行表示
- 電話帳統合機能
- 赤外線受信アプリに、赤外線送信機能を追加
- 設定の「サウンド&画面設定」を「サウンド設定」と「画面設定」に分割
- 半角英字入力で自動スペース入力の設定追加
- 予測変換機能にAI予測、複合語予測機能を追加
- 縦画面のキーボードに大きいサイズの文字入力キーを追加
(2011年 6月 6日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]