東芝、インド市場で'13年液晶TVシェア15%を目指す

-ブラウン管置き換えを狙った新液晶TVなど発表


 東芝は21日、液晶テレビやパソコンなどのインド市場向けデジタルプロダクツの新製品発表会をニューデリーで開催。2013年度にインド市場での液晶テレビシェア15%、パソコン市場シェア10%を目指すと発表した。

 液晶テレビ新製品としては、ブラウン管テレビの買い替え需要を狙った普及型液晶テレビ「PowerTV HV10」(32/24/19型)を8月に発売。また、グラスレス3Dノートパソコン「Qosmio F750」も8月から順次発売する。

 事業戦略ついては、東芝インド社にインド市場向けテレビ/パソコンのプロダクトデザインやマーケティング活動を行なう部門を7月に設立するとともに、テレビ/パソコンの統一コールセンターを6月に設立。さらに、’11年秋に生産委託先メーカーで液晶テレビの現地生産を開始するためのプロジェクトを立ち上げたことも発表した。今後も、’11年度末までにテレビ、パソコンの販売店舗を6,000店舗まで拡大させるなど、インド市場の事業を積極的に推進するとしている。


(2011年 7月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]