ロジテック、TV向けのBluetoothヘッドフォン/スピーカー

-apt-Xで高音質再生。トランスミッタ同梱/9,980円


 ロジテックは、テレビなどの音声をワイヤレスで聴けるBluetoothヘッドフォンとスピーカーを8月中旬に発売する。

 Bluetoothヘッドフォンとトランスミッタのセット「LBT-TVOH02ABK」と、Bluetoothスピーカー/トランスミッタがセットの「LBT-TVSP100BK」を用意。価格はオープンプライスで、直販価格は両モデルとも9,980円。

LBT-TVOH02ABKLBT-TVSP100BK

 いずれの製品も、テレビなどのヘッドフォン出力(ステレオミニ)にトランスミッタを接続して、ワイヤレスで音声を聴ける製品。通信距離は最大10m。ヘッドフォンやスピーカーはそれぞれ既発売のモデル。ステレオミニ-RCAの変換プラグも同梱する。

テレビなどに接続して、音声をワイヤレスで聴ける

 送信機は両機種共通。従来のSBCコーデックに加え、apt-Xにも対応し、高音質/低遅延再生が可能。さらに、AACコーデックにも対応し、iOS 4.3.1以降のiPhone/iPadなどと組み合わせて高音質で長時間の音楽再生が行なえるという。

 Bluetooth 2.1 + EDRに準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポートする。SCMS-Tの著作権保護にも対応し、ワンセグ音声も聴くことができる。トランスミッタの外形寸法と重量は45×6×33mm(幅×奥行き×高さ)、約8g。

 なお、付属の送信機以外でも、Bluetooth対応のスマートフォンやオーディオプレーヤーの音声をヘッドフォンやスピーカーから聴くことが可能。ヘッドフォン/スピーカーともにマイクも内蔵し、ハンズフリー通話にも利用できる。

 LBT-TVOH02ABKのヘッドフォンは、既発売の「LBT-AVOH02ABK」(直販7,980円)で、折り畳み可能なコンパクトデザインが特徴。AVRCP対応機器で再生している際は、ハウジング部のタッチパッドやボタンで楽曲などの操作可能となっている。

 内蔵バッテリで動作し、付属のUSB-ACアダプタ経由で充電可能。連続待受時間は250時間、連続通話は11時間、音楽再生は6時間。外形寸法は157×55×162mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約105g。

 LBT-TVSP100BKのスピーカーは、既発売の「BT-MPSP100BK」(直販5,980円)。電源は付属ACアダプタを使用するほか、単3電池6本でも動作する。電池利用時の連続再生時間は約5時間。

 スピーカーユニットは52mm径のフルレンジ。外形寸法は215×51×76mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約256g。ステレオミニの延長ケーブルも付属する。

LBT-TVOH02ABKの付属品LBT-TVSP100BKの付属品


(2011年 7月 28日)

[AV Watch編集部 中林暁]