ピクセラ、実売6万円の3D/録画対応32型液晶テレビ

-フルHDパネル採用で偏光3D方式。シアターラックも


PRD-LH132B

 ピクセラは、PRODIAブランドの32型3D液晶テレビ「PRD-LH132B」を8月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

 イオン(AEON)は、このモデルを全国のイオングループ約300店において59,800円で販売。台数は1万台限定としている。イオンは「『低価格の3Dテレビが欲しい』とのニーズに応え、イオンが提案、ピクセラが製造した」としている。

 偏光方式の3D表示に対応した32型液晶テレビで、3Dメガネが1つと、録画用の250GB USB HDDが付属する。パネルは32型/1,920×1,080ドットで視野角は上下/左右178度。3Dは、フレームシーケンシャル、サイドバイサイド、トップアンドボトムなどの方式に対応し、付属の偏光メガネで3D立体視が可能。ちらつきが少なく、明るい3Dを楽しめる点を訴求していく。

 録画機能も特徴で、録画用の外付け250GB USB HDDが付属。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを2系統と地上アナログで、USB HDDへのデジタル放送録画に対応。2番組の同時録画はできないが、録画中の裏番組視聴が可能となっている。

 リモコンからのワンタッチ録画や、番組表(EPG)からの予約録画が可能。EPGは最大8日分で3段階に文字の大きさを変更できる。裏番組を確認できる「裏番組表」も備えている。データ放送に対応するほか、緊急警報放送を受信した時に、自動で電源をONにする「緊急警報放送対応」などの機能を搭載する。

PRD-LH132B。フルHDパネルを採用背面3Dメガネ「PIX-GL002」
側面リモコン

 映像入力は、HDMI×2、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub 15ピン)。音声入力はアナログRCA×1、ステレオミニ×1。音声出力は光デジタル音声×1、ヘッドフォン出力(ステレオミニ)×1を用意。HDD接続用のUSB 2.0、Ethernet、SDカードスロットも備えている。リモコンが付属する。

 スピーカーの最大出力は10W×2ch。消費電力は73W。年間消費電力量は約57kWh/年。待機電力は0.5W以下(クイック起動の設定時を除く)。スタンドを含む外形寸法と重量は、75.5×23.2×52.8cm(幅×奥行き×高さ)で、約11.5kg。付属HDDのサイズは7.5×11.7×1.4cm(同)で、重量は約180g。追加用の3Dメガネ「PIX-GL002」も用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後。


 


■ シアターラックも用意

 専用のシアターラック「PRD-FT90B」も8月12日より順次発売。価格はオープンプライスで店頭予想価格は25,000円前後。

PRD-FT90B利用イメージ

 37型までのテレビを設置できるシアターラックで、3.1chのサラウンドシステムを内蔵。「PRD-LH132B」の光デジタル出力と接続し、迫力ある音を楽しめる。ユニットはフロントが80mm×2、センターは70mm×30mm×2、サブウーファは100mm×1で、出力はフロント15W×2、センター7W、サブウーファ30Wの総合67W。

 入力端子は光デジタル×2と、アナログ音声×3(RCA×2、ステレオミニ×1)、マイク×1。消費電力は37W(待機時0.5W)。外形寸法は90×39.2×40cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約23.5kg。リモコンなどが付属する。

 

 


(2011年 8月 11日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]