東芝、無線LAN搭載のSDHCカード「FlashAir」
-JPEG/MPEG/RAWなどに対応。'12年に発売
FlashAir |
東芝は、無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリーカード「FlashAir」を製品化する。11月よりサンプル出荷を行ない、2012年2月から発売を開始する。価格は未定。
デジタルカメラユーザーの間でニーズが高まっていることから開発。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに準拠し、無線LANを内蔵することでFlashAir対応デジカメなどの機器間で、パソコンを介さずにワイヤレスでファイルの送受信ができ、クラウドサービスへのアップロード/ダウンロードにも対応する。容量は8GB。
対応データ形式は、.jpg、.mpg、.rawなど、FlashAir非対応のデジタルカメラでは、通常のSDHCメモリーカードとして利用できるほか、スマートフォンやパソコンなどの通信機能を使って、カメラの写真再生やコピーが可能となる。今後FlashAirは日本、北米、ヨーロッパでの認証を取得予定としている。
(2011年 9月 1日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]