ガジェット楽器の元祖「KAOSSILATOR」がiPhoneアプリ化

-コルグ「iKaossilator」。指でなぞって演奏/録音


iKaossilator

 コルグは、同社の小型シンセサイザー「KAOSSILATOR」をiPhoneアプリ化。App Storeで「iKaossilator」として10月13日より発売開始した。発売記念として、11月30日まで50%オフの850円で販売する。

 タッチパッドを指でなぞることでシンセサイザーの演奏が行なえるKAOSSILATORのインターフェイスを踏襲しつつ、iPhone向けの機能を新たに搭載した。対応端末はiPhone 3GS/4/4S、第3世代以降のiPod touch、iPad。iOS 4.1以降に対応する。

 画面内で指を横に動かすと音程を、縦に動かすとシンセサイザーの音色を設定可能。プレイに連動するビジュアルエフェクトを画面に表示する。サウンド素材はヒップホップ/ハウス/テクノから、 ダブステップ/ニュー・ディスコ/エレクトロなど幅広いジャンルで150種類を搭載。ドラムは、タッチパッドに触れて指を動かすだけで様々なドラムパターンを演奏できる。

 最大5パートまで重ねられるループシーケンサーを搭載。各パートにシンセ、ベース、コード、SE、ドラムなどを割り当ててループを記録してトラックを作成できる。プリセットのループを50種類内蔵し、プレイ中のループから異なるループへシームレスに切り替えたり、異なるループ同士から一部のパートのみを抜き出して組み合わせたりできる「Mix Play機能」も備える。

 WIST機能(Wireless Sync-Start Technology)も搭載。2台の端末をワイヤレス同期できるもので、iELECTRIBEなどの楽器アプリと同期してプレイできる。

タッチパッドを指でなぞる動作でシンセサイザーを演奏テンポ設定ループの選択WIST機能で他のiPhoneとワイヤレス同期可能


(2011年 10月 13日)

[AV Watch編集部 中林暁]