クリエイティブ、PS3/Xbox向けオーディオプロセッサ

-新チップ「Sound Core 3D搭載」。PC/Mac対応


Sound Blaster Recon3D

 クリエイティブメディアは、PS3やXboxと接続してゲームのオーディオ強化を図れるオーディオ&ボイスプロセッサ「Sound Blaster Recon3D(SB-R3D-USB)」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は12,800円。

 新開発のクアッドコアプロセッサ「Sound Core 3D」を搭載したサウンドデバイス。入力はUSBとアナログ音声、光デジタル端子(丸型)、マイクを装備し、最高24bit/48kHzまで対応。出力はアナログ音声(ステレオミニ)とヘッドフォン。

 ヘッドセットを使ったゲームプレイを強化するためのサウンドデバイス。ゲーム機との併用を想定し、PlayStation 3(PS3)との接続時はUSBと光デジタルを、Xbox 360には専用のブレイクアウトボックスで、ヘッドセットとXbox 360コントローラと接続する。


入出力端子部

 PS3やXbox 360のオンラインチャット対応ゲームでヘッドセットを利用する際は、片耳タイプのヘッドセットを利用し、マイク音声のみ片耳で聞き、ゲームサウンドはテレビ音声から、といった利用が一般的。Sound Blaster Recon3Dを利用することで、マイクの音声とゲームサウンドをステレオ音声で楽しむことができる。

 ドルビーデジタルのデコードにも対応。THX TruStudio Proによる3Dオーディオ技術も適用可能で、足音などのゲームの環境音をハイライトして迫力を向上する「スカウトモード」も備えている。


Sound Blaster Recon3D Omega Wirelsss

 PCとの接続時にはUSBオーディオとして動作。ボイスエフェクトやマイク音のノイズリダクション、エコーキャンセルなどの機能を搭載したCrystalVoice(PC/Mac接続時のみ使用可能)なども利用できる。対応OSは、Windows Vista/7とMac OS X 10.5以上。対応APIはDirectSound、DirectSound 3D、EAX 1.0/2.0/EAX ADVANCED HD/4.0/5.0、Open AL。外形寸法は約80×130×29mm(幅×奥行×厚み)、重量は約154g。

 また、Sound Blaster Recon3Dとワイヤレスヘッドセットを組み合わせたセットモデル「Sound Blaster Recon3D Omega Wirelsss」も発売予定。発売日や価格は未定。



■ Xbox 360用ヘッドセットも

 Xbox 360用のヘッドセットも10月下旬より順次発売。50mm Fullspectrumドライバを搭載した「Sound Blaster Tactic360 Sigma(HS-SBT36-SGM)」は11月上旬より発売し、直販価格は7,980円。40mmドライバ搭載の「Sound Blaster Tactic360 Ion(HS-SBT36-ION)」は10月下旬より発売し、直販価格は4,980円。

Sound Blaster Tactic360 SigmaSound Blaster Tactic360 Ion

(2011年 10月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]