テレ東、プロ野球CS戦の延長時に臨時でマルチ編成
-「アド街」などとマルチで放送。セは巨人進出時
「臨時サービス」実施時の編成 |
テレビ東京は27日、プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)中継の延長対応として、一時的にマルチ編成とする「臨時サービス」を実施する。
事前に複数チャンネル放送が決定しているマルチ編成は既に各局で導入実績があるが、今回予定されている臨時サービスは「試合の進行状況次第で実施の有無を臨時に判断する」ことが特徴。民放キー局では初の試みとしている。
今回の臨時サービスは、11月5日(土)に行なわれるセ・リーグのファイナルステージ第4戦と、11月8日(火)のパ・リーグ ファイナルステージ第6戦(第6戦が成立した場合)で実施予定。
11月5日(土)のセ・リーグ ファイナルステージ第4戦では、放送終了予定時刻の20時54分になっても試合が続いている場合、21時00分より通常放送の「出没! アド街ック天国」を放送しながら、臨時サービスの077チャンネルで、野球を引き続き放送する。ただし、臨時サービスの実施は中日×巨人の場合のみとしている。
11月8日(火)のパ・リーグ ファイナルステージ第6戦は、放送終了予定時刻の20時54分になっても試合が続いている場合、通常放送である「開運! なんでも鑑定団」を放送しながら、臨時サービスの077チャンネルで野球を引き続き中継する。
マルチ編成の077chは、チャンネル番号の直接入力や、チャンネル上下ボタン操作、EPGからの指定などで選局できる。何も操作をしない場合、通常放送を受信する。
(2011年 10月 27日)
[AV Watch編集部 中林暁]