ELACのトールボーイ「FS247 SE」が12月で生産終了
-残り75ペア。「キャビネットの品質維持が困難に」
FS247 SE(SAPPHIRE EDITION) |
ユキムは、独ELACがトールボーイスピーカー「FS247 SE(SAPPHIRE EDITION)」の生産を12月で終了すると発表した。
FS247SEは現在、同社で最も人気のあるスピーカーとしているが、特徴であるサファイア・ブラックのキャビネットのクオリティ維持が困難なため、12月生産分をもって製造を終了する。ユキムでは最終生産分として75ペアを確保しているが、早期の完売が予想されるという。
「FS247」の音質や外観デザインを磨き上げたというアップグレードモデル。アルミ+パルプの「AS-XR」ウーファ(150mm径×2)と、リボン型の「JET III」ツイータで構成。ウーファの表面を、FS247のシルバーから、黒の陰極処理(アノダイズ)を施したブラックアルミ仕上げに変更。音質面では、ネットワーク部にエアーコイル(空芯巻)を採用したことで磁石からの磁気ノイズを受けないほか、内部配線やターミナルのパーツも変更されている。
(2011年 11月 18日)
[AV Watch編集部 中林暁]