レコチョク、着うたフル楽曲をスマホ移行できるサービス

-Anrdoid向けに'12年1月開始の「おあずかりサービス」


「おあずかりサービス」が利用できるアプリ「レコチョクplus+」

 レコチョクは22日、フィーチャーフォン向け音楽配信サービス「レコチョク」において過去に購入した楽曲を、機種変更したAndroidスマートフォンでも無料で再ダウンロード可能になる「おあずかりサービス」を、2012年1月より開始すると発表した。

 利用には専用の無料アプリ「レコチョクplus+」のダウンロードと、無料メンバーサービス「クラブレコチョク」への登録が必要。NTTドコモ/au/ソフトバンクのフィーチャーフォンからAndroidスマートフォンへの引継ぎに対応。なお、iPhoneへの引継ぎは行なえない。

 これまで、フィーチャーフォンのユーザーが購入した着うたフルなどの楽曲を、Androidスマートフォンに引き継げないという問題があったが、同サービスを利用することにより、購入履歴のあるユーザーはスマートフォンでも無料で再ダウンロード可能になる。

 このサービスは、JASRACやレコード協会らが始めた「スマホでも音楽」キャンペーンに則ったもの。ユーザーの利便性を高めることで、急速に普及しているスマートフォンに合わせて楽曲配信サービスも市場拡大を図る。


レコチョクplus+アプリの画面。左上に「おあずかり」のメニュー

 レコチョクの「おあずかりサービス」の対象となる楽曲は、フィーチャーフォン向け「レコチョク」サイトで購入した「着うたフル」や「着うたフルプラス」、「ダウンロード(シングル)」、「ダウンロード(アルバム)」。Androidスマートフォンに機種変更した際、購入履歴を引継ぐことでスマホ向けの「ダウンロード(シングル)」、「ダウンロード(アルバム)」として無料で再ダウンロードできる。なお、一部の楽曲はこのサービスの対象外となる。

 アプリ「レコチョクplus+」は、1月にAndroid Marketで公開予定。楽曲のプレーヤーとして利用でき、「おあずかりサービス」の再ダウンロードに対応している。一部機種を除くドコモ/au/ソフトバンクのAndroidスマートフォンで利用できる。



(2011年 12月 22日)

[AV Watch編集部 中林暁]