SDカード+無線LANの新規格「Wireless LAN SD」

-カメラからネット/スマホへ直接アップロード


 SDメモリーカードの規格化作業を行なっているSD Associationは米国時間の9日、無線LAN機能を内蔵したSDカードの標準規格「Wireless LAN SD」を発表した。デジタルカメラやビデオカメラから無線LANを使い、クラウドサービスやホームネットワークの対応機器へ、ワイヤレスで静止画・動画を転送できるようになるという。

左が「ウェブインターフェース規格」、右が「ホームネットワークインターフェース」のシンボルマーク

 アクセスポイントが無い場合でも、カメラからスマートフォンやタブレットなどへ、データの直接転送(P2P)もできる。

 規格には2つのインターフェイスタイプが規定されており、サーバーへのアップロードとP2P機能をサポートした「ウェブインターフェース規格」と、サーバーへのアップロードとホームネットワーク接続に対応した「ホームネットワークインターフェース」規格を用意。製品には、対応しているインターフェイスタイプに応じたマークがつけられる。なお、両方の機能を1枚のカードで提供する事も可能。



(2012年 1月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]