ティアック、カセットからCD/USBに録音できるレコーダ

-デジタル/アナログ録音対応。カセットからPC録音も


CD/カセット/USBを搭載。それぞれに録音できる

 ティアックは、USB接続対応のCD/カセットレコーダ「AD-RW900」を1月下旬より順次発売する。価格は68,250円。カラーはブラック(B)とシルバー(S)の2色で、ブラックは1月下旬発売、シルバーは2月中旬発売となる。

 手持ちのカセットテープをCD-R/RWに録音できるほか、CDからUSBメモリへのMP3録音、USBメモリに記録したMP3/WMAのカセットテープへの録音など様々なメディアに録音できる製品。パソコン接続用のUSBも備え、別途録音ソフトを用意することで、カセットからパソコンのHDDなどへ録音することもできる。パソコン接続時の対応OSはWindows XP/Vista/7。そのほか、フォノ入力など外部音声入力も装備。

 CDやカセット、フォノ入力などからUSBメモリへ録音する場合のフォーマットはMP3/128kbps。USBメモリで再生可能なフォーマットはWMA/MP3。


ブラックシルバー

 CD部は音楽CDに加え、MP3/WMAを記録したCD-R/RWも再生できる。CD録音時は自動または手動で曲番号を入力可能。入力レベルを感知して録音を開始するシンク録音機能も備える。

 

シルバーの背面リモコン

 カセット部は再生時に±10%のピッチコントロールが可能。ドルビーBノイズリダクションにも対応する。CD/USBメモリからのシンク録音が可能。録/再オートリバースにも対応する。

 32kHz~48kHzのサンプリングレートコンバーターを搭載した光デジタルと、フォノ入力(RCA)、ライン入力/出力(RCA)、標準ジャックのヘッドフォン出力を装備。市販のタイマーと連動して、電源ONで再生や録音ができるタイマー再生/録音機能も備える。ディスプレイはバックライト付き液晶。

 消費電力は最大28W。435×288×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.6kg。リモコンやRCAケーブルなどが付属する。



(2012年 1月 16日)

[AV Watch編集部 中林暁]