ソニー、BRAVIA向け3D動画の視聴数が全世界で1,000万回

-開始6カ月。世界60の国/地域で無料配信、最多は日本


3D Experienceのトップ画面(2011年8月発表時のもの)

 ソニーは31日、2011年7月より開始した3Dコンテンツ体験チャンネル「3D Experience」の累計視聴回数が、全世界で1,000万回を突破したと発表した。

 3D Experienceでは、映画や音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなどの3D映像のダイジェスト版を用意。BRAVIA液晶テレビやBlu-ray Discプレーヤー向けに無料で配信している。3Dフォーマットはフレームシーケンシャルで、コンテンツの多くが720p。開始時は5カ国での展開だったが、現在、60の国と地域まで拡大している。

 日本においては、2011年8月にサービスを開始。2012年公開予定の3D映画「アメイジング・スパイダーマン」、「メン・イン・ブラック3」の3Dダイジェスト映像や、「FIFAクラブワールドカップジャパン2011」オフィシャルフィルムのトレーラー映像、「The 世界遺産3D GRAND TOUR」の15コンテンツなど、計100タイトル以上を無料で視聴可能。今後も配信する3Dコンテンツを充実させていくとしている。

 展開する60の国/地域の中で、最も視聴回数が多かったのは日本。また、日本におけるBRAVIAのネット接続率も、40型以上の大型モデルでは約30%まで上昇しているという。

 なお、ソニーは開始から6カ月で視聴回数が累計1,000万回となったが、他社ではSamsungが開始3カ月で100万回に達したと発表(2011年7月)している。



(2012年 1月 31日)

[AV Watch編集部 中林暁]