ベンキュー、実売59,800円のDLPプロジェクタ

-エコ機能やDLP Linkの3D表示に対応


DLPプロジェクタ「MX514P」

 ベンキュージャパンは、DLPプロジェクタ「MX514P」を2月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後。カラーはピアノ・ブラック。

 1,024×768ドットのDMDを採用したDLPプロジェクタ。ベンキューでは、データプロジェクタとしてのビジネス・教育での使用から、家庭での使用にも対応するマルチユースプロジェクタとしている。電源が供給されると自動的に起動する「ダイレクトパワーオン」や、電源OFF後に素早く電源ケーブルを抜き、片付けに入れる「ダイレクトパワーオフ」機能も備えている。

 カラーホイールは6色タイプ。輝度は2,700ルーメン。光源は190Wランプ。コントラスト比は13,000:1。「Smart Eco」モードを備えており、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、ランプの消費電力を30~100%の範囲で調節する事が可能。消費電力を抑えながら、ランプの長寿命化も実現するという。

 赤と青の輝度を約15%上げることで、より美しい映像を創り出すという「VIDI Lighting Technology」や、色彩深度を向上させるTIの技術「BrilliantColor」も採用する。

 投写画面サイズは40~300型に対応。100型を4~4.4mの距離から投写できる。また、DLP Link方式による3D映像の投写にも対応。ただし、NVIDIA Quadroシリーズのビデオカード搭載PC/DVDプレーヤーと、120Hzのリフレッシュレートで接続する必要があり、Blu-ray 3Dには非対応。HDMI接続での3D表示は行なえない。3Dメガネ「3DGS-01」は別売。

 HDMIバージョン1.3に対応したHDMI入力を装備。その他にも、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×2、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声(ステレオミニ)×1、アナログ音声(RCA)×1の入力を装備。RS232C端子も備えている。

 外形寸法は287.3×232.6×114.4mm(幅×奥行き×高さ)、約2.5kg。2W×1chのスピーカーも備えている。


(2012年 2月 17日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]