オヤイデ、USB DAC搭載FiiO最上位ポータブルアンプ
-約2万円の「E17」。光/同軸デジタル入力も対応
新フラッグシップモデル「E17」 |
小柳出電気商会(オヤイデ)は、中国「FiiO」のヘッドフォンアンプ、新フラッグシップモデル「E17」を4月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。
USB DAC機能も備えたポータブルヘッドフォンアンプ。DACはWolfsonの「WM8740」を採用。PCとUSB接続し、USBオーディオとして動作。24bit/96kHzまで対応する。USBインターフェイスはTENOR「TE7022」。
さらに、付属のアダプタを使い、光デジタルと同軸デジタルの入力も可能。光/同軸デジタルは24bit/192kHzまで対応する。
付属のアダプタを使い、光デジタルと同軸デジタルの入力も可能 | E9接続用のDock端子も備えている |
底部にアナログ入力も備え、iPodやウォークマンとも接続可能。さらに、FiiOのE9に搭載するためのDock端子も備えている。
オペアンプはAD8692とAD8397を採用。ヘッドフォン出力は277mW×2ch(16Ω)、215mW×2ch(32Ω)。適応インピーダンスは16Ω~300Ω。SN比はアンプ部が109dB以上、DAC部が104dB 以上。歪率はアンプ部が0.001%以下、DAC部が0.007%以下(いずれも10mW)。周波数帯域はアンプ部が10Hz~100kHz、DACが10Hz~20kHz。
イコライザ機能を備え、TREBLE/BASSの個別設定が、-10dB~10bBまで、各20段階調節可能。ディスプレイも装備。入力ソースなどが表示される。前面にボリュームやメニュー、入力切替、ホールドスイッチを装備。電源ボタンの周囲にはインジケーターを備え、充電状態や待機状態が視認しやすいようになっている。
外形寸法は96×55×15.2mm(縦×横×厚さ)、重量は112g。ゴム足、ソフトポーチ、パネル保護フィルムなどを同梱する。
(2012年 2月 24日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]