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ソニー、新ハンディカムの「空間光学手ブレ補正」を体験

−遊園地で強力な補正効果実感。モデルは小林星蘭ちゃん


CX720V

 ソニーが3月9日から発売するハンディカム「PJ760V」(オープンプライス/実売14万円前後)、「CX720V」(同12万円前後)に共通するのは、新しい手ブレ補正機能「空間光学手ブレ補正」を搭載した事。その効果の体験会が1日、マスコミ向けに行なわれたので参加した。

 既報の通り、「PJ760V」と「CX720V」は、2Dビデオカメラの上位モデルと位置付けられており、「PJ760V」は、撮影後の投写を壁や天井などに投写できるプロジェクタ機能も備えている。


プロジェクタ機能も搭載した「PJ760V」

 新しい撮影補助機能をとして、2機種に搭載されている「空間光学手ブレ補正」は、光学ユニットの中にある補正用レンズを動かして補正を行なう従来の方式と考え方を変え、内蔵するレンズと、その後ろにあるセンサー部分までを1ユニット化。そのユニット自体がカメラボディの中で自由に動く機構になっている。

 この方式を採用する事で、具体的には、ワイド端で手ブレ補正能力が従来の10倍から13倍に、テレ端では2倍の補正から、13倍へと大幅に向上。さらに、従来方式では光学的なズレが生ずることで明るさや解像度の劣化が起こっていたが、新方式では理想的な光学配置をキープしたまま補正ができるため、画質も向上しているというのがアピールポイントとなっている。


レンズのアップ。大きな目玉のようなレンズ全体がゆらゆらと動く 「空間手ブレ補正」で動作するユニット部分。水色の光で囲われた部分全体が動くようになっている 従来の光学式手ぶれ補正は、手ぶれ補正用のレンズのみが動く仕組みになっている
このぐらいの距離から撮影している

 体験会は実際の利用シーンを想定し、遊園地(東京ドームシティ)で開催。まずはズームした時の手ブレ補正の効果を確かめるために、遠い被写体である観覧車(ビッグ・オー)を撮影してみた。流れとしては、手ブレ補正が最も強力なアクティブモードで撮影。その後、手ぶれ補正をOFFにして撮影している。また、光の具合でゴンドラ内が暗くなっていたため、オマケでシャッタースピードマニュアルで明るめにした動画も撮影している。

 なお、撮影には「CX720V」を使用。設定は1080/60iでFHモード(約17Mbps)で撮影している。撮影後の動画はEDIUS 6で編集し、YouTubeに掲載している。そのため、画質は実際に撮影された動画より落ちている。あくまで手ブレ補正効果の確認用としていただきたい。


【空間光学手ブレ補正サンプル:観覧車】

 次に、メリーゴーランドのヴィーナスラグーンに移動し、乗り物を楽しんでいる子供たちを撮影してみた。先程と同様に、手ブレ補正:アクティブと、OFFの比較を行なっている。また、途中に従来モデル「CX560V」のスタンダードモードで撮影した動画も挿入している。いずれの撮影でも、空間光学手ブレ補正に、強力な効果がある事が確認できた。

【空間光学手ブレ補正サンプル:メリーゴーランド】

 なお、撮影時は、右手でカメラをホールドし、左手を液晶モニタの端に添えるスタイルで撮影していたが、モニター内の映像もブレが少ないため、ズームで遠くの被写体に寄っていく際も、メインにとらえたい被写体を見失う事が無く、迷いなくズーミングできるのが印象的。被写体を中央にとらえた状態を維持するのも容易で、息を止めて緊張しなくても、気軽に揺れの少ない撮影ができると感じた。

モデルを務めてくれたのは、ハンディカムのキャラクターも務める子役の小林星蘭ちゃん

 テレ側にズームしたまま、被写体を探したり、追尾するのも比較的容易であるため、例えば運動会で走る子供を撮影するようなシーンでも、有効だと思われる。

 なお、メーリーゴーランドでモデルを務めてくれたのは、カルピスのCMなどでお馴染み、ハンディカムのキャラクターも務める子役の小林星蘭ちゃん。「遠くからたくさん撮影してもらえて、うれしかったです」とのこと。



(2012年 3月 1日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]