シャープ片山社長が退任。後任は奥田常務に

-町田会長も退任し、経営体制を一新


片山幹雄社長

 シャープは14日、片山幹雄代表取締役社長の退任を発表した。後任は常務執行役員 海外事業統轄兼海外事業本部長の奥田隆司氏で、4月1日に就任する。片山氏は退任後に取締役会長に就任し、町田勝彦取締役会長は6月の株主総会をもって取締役を退任し、相談役に就任する。

 異動の理由については、「経営体制変更のため」としている。片山社長は、同社の液晶事業をリードし、モバイル液晶事業本部長、常務取締役 液晶事業統轄、専務取締役 AV・大型液晶事業統括 兼 AVシステム事業本部長などを歴任。2007年に49歳という電機大手としては異例の若さで社長になったことも注目を集めた。


次期社長の奥田隆司 常務執行役員 海外事業統轄兼海外事業本部長

 新社長に就任する奥田隆司氏は、AVシステム事業本部長、取締役 調達本部長、執行役員 海外生産企画本部長、執行役員 海外市場開発本部長などを歴任。'11年10月には常務執行役員 海外事業統轄兼海外事業本部長に就任していた。



(2012年 3月 14日)